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【Pancrase288】杉山和史と対戦──柔術で勝負できるMMAファイター、鈴木琢仁 「KOか一本」

Takumi Suzuki【写真】プロレスラーの故三沢光晴さんを意識し、髪の毛を緑に染めているという鈴木。明日はボンサイ柔術がデカゴンで披露されるか(C)RYOJI the NAGATIVE YOSHIDA

明日2日(日)、東京都江東区ディファ有明で開催されるPancrase288に現代MMAにあって──特に若い選手には珍しい独特の寝技を見せる21歳のファイターが出場する。


それが杉山和史と対戦する鈴木琢仁だ。ブルテリア・ボンサイ所属の鈴木は柔術歴6年、紫帯を巻く。ただし、根っからのMMA志望の彼は高校時代にしか柔術トーナメントに出場しておらず、マルキーニョス&サトシのソウザ兄弟から手ほどきを受ける国内最高レベルのブラジリアン柔術の技術をケージのなかで随所に使う。

昨年のネオブラで優勝し、今年の2月にはタイトルコンテンダーだった牛久潤太郎に判定勝ちを収め、4勝1敗の戦績を鈴木は残す。その牛久戦では右を当てて、2度に渡りダウンを奪っており、KSWフェザー級王者クレベル・コイケ仕込みの打撃も試合で成果を表すようになってきた。

それでも特筆すべきは下になることを厭わない寝技にある。ディープハーフからあおってスイープ、足関節をトランジッションに上を取りに返す。足を絡めた状態で前転、後転自在に回転しトップ、関節技を仕掛けていく。

Suzuki vs Sugiyama鈴木は「杉山選手はベテランでパンチが強い。でも、僕も目指すは両方が使える選手なのでKOか一本で勝ちたい。前に出る、心の強さを見せたいです」と明日の試合に対して意気込みを語る。

打撃&スクランブル全盛期のMMAにあって、しっかりと柔術に取り組み、下になることを厭わない若い選手は珍しい。柔術ができるトータルファイター、「ビックリするような技を用意している」と公開計量で語った鈴木琢仁に注目だ。

■Pancrase288計量結果

<ウェルター級KOPT/5分5R>
[王者] 三浦広光: 77.05キロ
[挑戦者] 阿部大治: 76.75キロ

<ライト級/5分3R>
徳留一樹: 70.6キロ
キーラン・ジョブリン: 70.25キロ

<ミドル級/5分3R>
近藤有己: 78.9キロ
ミノワマン: 80.9キロ

<バンタム級/5分3R>
上田将勝: 61.6キロ
TSUNE: 61.4キロ

<ストロー級/5分3R>
村田夏南子: 52.4キロ
クレア・フライヤー: 52.55キロ

<ミドル級/3分3R>
新村優貴:83.75キロ
一慶:84.05キロ

<フェザー級/5分3R>
鈴木琢仁: 66.05キロ
杉山和史: 66.0キロ

<ウェルター級/3分3R>
奈良貴明: 76.5キロ
窪田幸生: 76.85キロ

<バンタム級/3分3R>
ハルク大城: 61.5キロ
川村泰博: 61.5キロ

<ストロー級/3分3R>
児玉勇也: 52.6キロ
リトル: 52.4キロ

<フェザー級/3分3R>
内村洋次郎: 65.25キロ
コンバ王子: 65.85キロ

<ネオブラッドTフェザー級準決勝/3分3R>
藤﨑航汰:──キロ
堀江圭功:──キロ

<ネオブラッドTフェザー級準決勝/3分3R>
木村一成:──キロ
鬼山斑猫:──キロ

<ウェルター級/3分3R>
奥村マルシオ:──キロ
川和真:──キロ

<バンタム級/3分3R>
木暮聡:──キロ
林大陽:──キロ

<バンタム級/3分3R>
平岡将英:──キロ
廣川懸三:──キロ

<バンタム級/3分3R>
宮川峻:──キロ
飯島重樹:──キロ

<フライ級/3分3R>
倉岡幸平:──キロ
中村龍之:──キロ

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