【DEEP Osaka Impact2024#01】鈴木のディープハーフに、エルボー炸裂。角野がTKO勝ち
【写真】最後はえげつないヒジだった(C)SHOJIRO KAMEIKE
<ウェルター級/5分2R>
角野晃平(日本)
Def.2R3分44秒by TKO
鈴木琢仁(日本)
柔術=鈴木のローシングルをかわした日本拳法=角野が、左インローを蹴る。鈴木はスイッチを織り交ぜ腹がマットにつくような姿勢で、シングルレッグでテイクダウンに成功。角野にスクランブルを許さず、左足を束ねてトップコントロールへ。足を抜いて立ち上がった角野は右腕を差し返しきれず、ボディロック&小外掛けで再び倒される。続くスクランブルではダブルレッグで尻もちをつかされた角野が、ケージ際に移動して鈴木の頭を押さえる。
ケージを利してスタンドに戻った角野に対し、鈴木が引き込む。ここからのシングルを2度切られた鈴木はブレイクでスタンドへ。角野は左ボディから、左ストレートを決め、シングルを切られた鈴木もパンチを振るっていく。鈴木は右を当てるが、左ストレートを被弾してケージに下がるシーンが終盤に見られた。
最終回、シングルを切られた引き込んだ鈴木。角野はつき合わず、ブレイクが掛かる。角野のハイにシングルを合わせた鈴木が軸足を払って倒しに掛かるが、腹ばいで立ち上がられる。リリースして殴りに行った鈴木は、間合いは取ってシングルも角野が切りながらパンチを顔面に入れる。引き込んだ鈴木はストレートフットロックから、立ち上がってリバーサル。角野も直後に立ち上がり、引き込んできたところで鉄槌を落とす。
スクランブルからレッスルアップ、シングルの鈴木が引き込みならロールし、起き上りつつダブルに移行した鈴木だが、頭が下がっておりここも引き込む。鈴木は鉄槌を落とされてもディープハーフ・スイープを仕掛ける。足を伸ばした角野が耐えて鉄槌、エルボーを連打していく。バランスを崩しつつも、ケージを使ってトップから左ヒジを連打した角野がレフェリーストップでTKO勝ち。4月に子供が生まれることを報告した勝者は、RIZINや世界、上を目指すとアピールした。