【DEEP Tokyo Impact2023#06】1R劣勢の嶋田が打撃で挽回。判定で鈴木から勝利を収める
【写真】1Rこそグラウンドでポジションを奪われたが、2Rは嶋田が打撃で明確さをつけた(C)MATSUNAO KOKUBO
<ウェルター級/5分2R>
嶋田伊吹(日本)
Def.3-0:19-19(嶋田).19-19(嶋田).19-18.
鈴木琢仁(日本)
嶋田がジャブと右ローで前に出る。鈴木はインローとボディストレートを返す。鈴木がジャブを突いて組みになると、嶋田がケージまで押し込んでボディロックでテイクダウンする。バックに回る嶋田だったが、鈴木が回転してトップキープする。
鈴木は両足をまたぐようにしてパスガード、嶋田の膝上に乗るように両足をフックしてマウントを取る。嶋田は膝を抜いてガードに戻し、鈴木の身体を蹴り離して立ち上がる。
嶋田が右ストレートとヒザ蹴り。組みつく鈴木の顔を押して剥がす。試合がスタンドに戻ると、ここでも嶋田が右ストレートとヒザ蹴り。鈴木が四つ組みから投げてグラウンドで上になり、嶋田は下から三角絞めを狙う。
2R、鈴木がインロー。嶋田は右ストレートで前に出てヒザ蹴り。鈴木がジャブからシングルレッグに入り、嶋田がそれを切ってバックに回る。鈴木が足をフックさせずに正対して、ハーフガードでトップキープ。する。鈴木が身体を起こしてダブルレッグに入ると、鈴木がギロチンチョークに入る。
嶋田は頭を抜いてトップキープし、鈴木が立とうとする動きに合わせてバックへ。嶋田はパンチを入れながらバックについてRNCを狙うが、ここも足をフック出来ずに鈴木が上のポジションを取り返す。
ガードポジションの嶋田は鈴木の顔を押さえてヒジを入れ、鈴木の身体を蹴って立ち上がる。試合がスタンドに戻ると鈴木が右ストレートを打ち、嶋田が右ストレートと左フック。組みつく鈴木の身体を剥がして左右のパンチと飛びヒザ蹴りを狙う。
そこから鈴木をがぶってバックにつくが、ここも先ほどと同じ形で逃げられてしまう。判定はジャッジ2名がイーブンでの嶋田優勢、ジャッジ1名が19-18と採点し、嶋田が判定勝利を収めた。