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【UFN101】5連勝対決、4試合連続1R・KO中のブルンソンに対しワイッタカーはどう戦う?!

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whittaker【写真】破壊力満点、KO必至のスラッピーなブルンソンの左をいかにさばき、自らの距離をキープできるかがワイッタカーにとって勝敗の鍵を握る。そんなメルボルン大会のメインだ(C)MMAPLANET

27日(日・現地時間)、豪州ビクトリア州はメルボルンのロッドレイバー・アリーナで開催されるUFC Fight Night 101「Whittaker vs Brunson」。イベント名にあるように同大会のメインはロバート・ワイッタカー×デレック・ブルンソンのミドル級5回戦だ。


豪州在住ニュージーランド人ファイターのワイッタカー、対戦相手のブルンソンともに5連勝中で絶好調を維持しており、特に後者は4試合連続で1R・KO勝中と恐るべき状態にある。

ワイッタカーは空手やハップキドーの経験があり、スイッチヒッターで時には肩が開き気味で真正面を向く仕草など武道的な要素も感じられるが、典型的なMMAキックボクサーといえる。

右も左もストレート、フック、アッパーに加えてヒジ打ちと多彩な攻撃手段を誇り、中間距離のやや外、やや内側でダメージを与えるパンチ力を持っている。またハイキックも得意としており、これも遠い距離と踏み込んでからもどちらも使いこなしている。特にオーソの構えの時に、低い姿勢の後ろ足重心ながら奥足で蹴りこむ右ハイは予想外のタイミングで放たれるので察知は難しい。

相手の正面、そしてミドルレンジで戦うことに長けており、つまりはその距離を作ることが上手いといえる。対してブルンソンはサウスポーで荒いが伸びる左が主武器となっている。ベースはレスリングでD-2ながらオールアメリカンに3度選出されており、前述した必殺の左は遠い距離からだけでなく、ダーティボクシングでも試合を決める力がある。

クリンチの攻防で、右腕を差しつつケージに押し込んで左のパンチで対戦相手にダメージを蓄積させ、離れてからフィニッシュというのもブルンソンの勝ちパターンだ。加えて組んでもKOでき、その組みに入る動作と左の伸びるパンチが放たれる姿勢も似ており、スプロールかボックスか――という判断の遅れが命取りになる。

ワイッタカーとすればまずは荒い打撃の乱打戦に巻き込まれず、そしてケージを背負わないで戦い、ブルンソンが踏み込んできたところが自らの中間とするための間合いが大切になってくる。ステップバック、その前のパーリングと誘い水となるジャブでレーダーを張り巡らしたいところだ。

一発で終わらせる左の拳を持つブルンゾンを相手に、ワイッタカーがいかにミドルレンジ前後の距離を作るのか、そのあたりにまずは注目したい。

■ UFN101対戦カード

<ミドル級/5分5R>
デレック・ブルンソン(米国/8位)
ロバート・ワイッタカー(豪州/7位)

<ミドル級/5分3R>
ダニエル・ケリー(豪州)
クリス・カモージ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイク・マシューズ(豪州)
アンドリュー・ホルブルック(米国)

<ウェルター級/5分3R>
リチャード・ウォルシュ(豪州)
ジョナサン・メニエ(カナダ)

<フェザー級/5分3R>
ダン・フッカー(ニュージーランド)
ジェイソン・ナイト(米国)

<フライ級/5分3R>
ベン・ウェン(米国)
ジアン・ヘレラ(米国)

<ライト級/5分3R>
ダミアン・ブラウン(豪州)
ジョン・タック(米国)

<ライト級/5分3R>
粕谷優介(日本)
アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)

<女子ストロー級/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
ダニエル・テイラー(米国)

<フライ級/5分3R>
ジネル・ラウサ(フィリピン)
ヤオ・ジークイ(中国)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・ノーク(豪州)
オマリ・アクメドフ(ロシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
カリル・ラウントリー(米国)
タイソン・ペドロ(豪州)

<バンタム級/5分3R>
マルロン・ヴェラ(エクアドル)
ニン・グォンユ(中国)

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