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【ONE45】暫定フライ級王座決定戦は前世界王者モライシュの完成度が、代役バティロフを上回るか

Moraes【写真】一発を貰い、自分を失うようなことなく戦うことができれば、モライシュ優勢の試合となろう(C)MMAPLANET

13日(土・現地時間)にマカオ大会のヴェネチアン・マカオ内コタイ・アリーナで開催されるONE45「Heroes of the World」。メインではONE暫定世界フライ級選手権試合=アドリアーノ・モライシュ×ティレク・バティロフ戦が組まれている。


当初の予定ではアンドリュー・レオーネが前世界王者モライシュと対戦予定だったが、負傷欠場となり代役としてバティロフに白羽の矢が立てられた。キャリア14勝2敗のモライシュは、2014年3月に漆谷康宏、翌2015年の3月に渋谷莉孔という日本勢を破っている。

ブラジリアン柔術ベースで、スピードのある打撃でテイクダウンへの間合い図ったバック奪取。あるいはスクランブルのなかでフロント系チョークも得意としている。ただし、気になるのは2敗の相手がともにユーサップ・サーデュラエフとカイラット・アクメドフというロシア&中央アジア系のレスリングと打撃できるタイプのファイターに敗れている点だ。

今大会の対戦相手バティロフはまさにそういうタイプのファイター、ロングの右ローバーハンド、左ハイキックという威力のある打撃とテイクダウン&スクランブルの展開を得意としている。ただし、レスリングに関しては攻撃主体でテイクダウンディフェンスの精度はさほど高くなく、グラウンドではそれほど足がきくタイプではない。そして、打撃と組みがまだ別々に機能しているようにも感じられる。

正面衝突の打撃ではモライシュは敵わないだろう。ただし、打撃からテイクダウンという展開には持ち込めそうだ。何より、寝技なると正対してシングルで立ち上がるという動きを多用するバティロフだけにバック奪取、あるいはダースという流れにも持ち込みやすい。

MMAという観点でみれば、打撃の不足分を補って余りあるだけの完成度の高さをモライシュは持っている。その流れを断ち切るだけの蹴りやパンチを受けない限り、モライシュの勝利の可能性が高い暫定フライ級王座決定戦だ。

■ ONE45対戦カード

<ONE暫定世界フライ級(※61.2キロ)選手権試合/5分5R>
ティレク・バティロフ(キルギス)
アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エイドリアン・パン(豪州)
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ホノリオ・バナリオ(フィリピン)
エディ・アング(香港)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
クリスチャン・リー(シンガポール)
マーチン・ングエン(豪州)

<ヘビー級(※120.2キロ)/5分3R>
アレシャンドレ・マシャド(ブラジル)
アラン・ンガラニ(香港)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
V.V Mei(日本)
イステラ・ヌネス(ブラジル)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
マー・ジャワン(中国)
ジミー・ヤボ(フィリピン)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
マ・ハオビン(中国)
チャン・ロタナ(カンボジア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
クリッサダ・コンスリチャイ(タイ)
ジョシュア・パシオ(フィリピン)

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