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【ALL JAPAN JJC】世界でチャンピオンクラスと対戦へ──。川添晃史がミドル級で優勝

Akifumi Kawazoe【写真】全日本制覇が世界への足掛かりとなるか、川添晃史。まずはアジア大会に出場する海外勢の顔触れが気になる(C)HIROYUKI KATO

19日(日)、東京都新宿区のコスミックスポーツセンターにて開催された第16回全日本ブラジリアン柔術選手権。
Text by Hiroyuki Kato

フェザー級で世代交代を印象付けた岩崎正寛と大塚博明の決勝に続き、-82.3キロのミドル級でも若い力が台頭した。27歳、黒帯になって2年の川添晃史(Gracie Barra)が優勝を果たしている。決勝では神田崇広に先制されるも、冷静に返してからはトップポジションからマウント、パスなどを多数決めて19‐4で圧勝した。

「最後まで自分の動きに集中し、落ち着いて戦えたことは良かったです。まだまだ有利なポジション取ってから中途半端な攻めに終わる事が多かったので、今後の練習で詰めていきたいです。ただ単純に全日本という大きなタイトルを獲れたので、ホっとしています(笑)」

川添も青帯時代からワールドに挑戦し続けており、昨年は2回戦で絶対王者レアンドロ・ロにポイント差で敗戦。それでも確かな手応えは感じていたと話す。

「やっぱりもう一度世界柔術で、チャンピオンクラスと戦いたい。まずは代表権獲得のために、9月のアジアオープンに向けて日々練習に励んでいます」

師匠であるグレイシーバッハ代表の滝川直央も、「軽々しくは言えないが…」と前置きした上で、川添が世界で戦える素質はあると話す。

「世界の頂きは非常に高いです。ただ彼のポテンシャルは、トップグループに到達するだけのものはあると思います。技の精度、フィジカル面も改善の余地はあります。でも、僕は彼のことを信頼していますし、言わなくても本人が分かっていると思います」

将来的には自分の道場を持ち、グレイシーバッハの「JIU-JITSU FOR EVERYONE」の意志を伝えたいと笑顔で話す川添。まだ成長過程にある黒帯、世界で名を残せることに期待したい。

■黒帯ミドル級結果

【優勝】川添晃史(Gracie Barra)
【準優勝】神田崇広(GRABAKA柔術クラブ)

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