【PFL WT2025#10】打撃&レスリングの融合を見せた両者。ダイロンが右でメレディスを沈めてTKO勝利
【写真】素晴らしい動きを繰り広げた両者。無敗対決はダイロンが制した(C)PFL
<バンタム級/5分3R>
ラザロ・ダイロン(米国)
Def.3R4分06秒 by TKO
ブライス・メレディス(米国)
メレディスが細かいフェイントから左フック、右ストレートで前に出る。下がるダイロンがシングルレッグに入ると、メレディスの足を高々と持ち上げてテイクダウンを狙いつつバックに回る。メレディスはダイロンの腕のクラッチを下げて正対する。ダイロンが細かいパンチからダブルレッグに入ると、目まぐるしいスクラングルの末に両者離れる。
メレディスが左フックから右ストレート、左ミドルを蹴る。ダイロンが右ローを蹴ると、メレディスが右ストレートからダブルレッグへ。スタンドでバックにつくと、ここはダイロンが正対してテイクダウンを許さない。ダイロンが左ジャブから右ストレート、メレディスのパンチにダブルレッグを合わせてバックへ。正対して離れたメレディスはサウスポーにスイッチして左ミドル、ダブルレッグでテイクダウンしてバックへ。
ここでメレディスが左ヒジを当てると、一瞬ダイロンが尻餅をつくがすぐに立ち上がる。メレディスが右ストレートで追撃すると、ダイロンがメレディスの左フックにダブルレッグを合わせる。メレディスがそれを切りながら逆にダブルレッグに入ってダイロンに尻餅をつかせる。ダイロンは半身になってスイッチを狙いラウンド終了となった。
2R、メレディスが右ロー。ダイロンも左フックから飛び込むが、メレディスが右ストレートから左フックをヒットさせる。メレディスは右カーフを蹴りつつ、右ストレートから左フック、サウスポーにスイッチして左の三日月蹴りを蹴る。ダイロンはガードを上げてジャブから前進。右ストレートまでつなげる。ダイロンは右ハイキックを蹴ってダブルレッグ、一度は切られても再びダブルレッグに入ってダイロンに尻餅をつかせる。
ダイロンはケージ際で半身になってスイッチを狙いながら離れる。ダイロンはすぐにワンツー、メレディスのダブルレッグを切る。メレディスもジャブとシングル、パンチと前蹴りからダブルレッグに入るとダイロンの股の下に間に後方に返そうとするが、ここもダイロンが離れて距離を取った。ダイロンが右ストレートを当てると、メレディスも右を返してダブルレッグへ。ダイロンは半身になってテイクダウンを阻止しながら距離を取る。ここでダイロンが右ストレートを当てると、ケージ沿いに下がるメレディスにパンチをまとめた。
3R、メレディスが右カーフ、ダイロンもジャブと右カーフを蹴る。メレディスはダブルレッグに入り、ダイロンが首相撲に持ち込むと右フックを打ち込む。離れたダイロンも右ストレートを返す。ダイロンがジャブとワンツー。メレディスはシングルレッグからダイロンをケージに押し込んでスタンドでバックへ。メレディスはしつこくダブルレッグで押し込み、ダイロンが下になりながらアームロックを狙う。
上になったメレディスはマウントからバックにつくが、ダイロンは立ち上がってグラウンドでのバックコントロールを許さない。正対して距離を取ると、メレディスが右ストレートから左フック。ダイロンのダブルレッグを切ってがぶると、メレディスは背中に覆いかぶさるようにボディロックして横三角を狙う。ダイロンはそのまま立ち上がり、メレディスは前転しながら足関節を狙うがダイロンが離れる。
試合がスタンドに戻ると、メレディスが左の蹴りを出そうとしたタイミングでダイロンが右ストレート。これでメレディスが後方に崩れ落ち、ダイロンは組みつこうとするメレディスにパンチをまとめる。ここでレフェリーが試合を止め、ダイロンがメレディスとの無敗対決を制した。