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【出稽古紀行US】06:北岡悟@ヘンゾ・グレイシー柔術(02)

Kitaoka出稽古紀行第6弾(後編)、ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミーにおけるノーギ・グラップリングのクラスで今回、初めての出稽古の臨んだ北岡悟。出稽古の有り方と、青木真也の敗北、日米MMAの違いを語った。

【写真】ヘンゾ・グレイシー柔術でのグラップリング練習を終え、ジョン・ダナハーに挨拶をする北岡悟(C) MMAPLANET

――菊野克紀戦を控え、海外での出稽古に臨むに当たり、なかなか難しい面もあるような北岡選手です。

「ケガをしたくないけど、良い練習はしたい。そういう部分で、最初の練習は難しい面があった練習でした。日沖君や久米君と、スパーをしていないですし、彼らとスパーをしたいというのもあります。

いずれにせよ、昼のグラップリングに50人以上も集まっている光景を見ると、また差が出たなっていう気持ちにはなりました。みんな、細かい技をやっているし……。もう、どうしようもなくなったと思います」

――ところで北岡選手は、20日のベラトールFCにおける青木選手の敗北後、出稽古に合流しました。青木選手がエディ・アルバレス戦で完敗したことについて、どのような気持ちなんでしょうか。

「一度勝っていたというのは、もう関係なかった話だと思います。凄く強い相手に、たまたま型にはまった勝利で――、青木自身もそう捉えていたでしょうし。今日、日沖選手とも話したんですが、昔と青木のスタイルが変わったように思いました。

僕もそうなんですが、以前は『何でもいいから極めれば良いんでしょ』って思っていた。この競技が進化したというのもあるけど、そういう風には戦っていない」


――スタンドの右フックも、打撃でプレッシャーを与えて、組みにつなげたいという部分の表れだったように見えました。

「ソレは違うと思います。アレはつなげる右フックではなかった。つなげられるモノではなかったです。セコンドについていて『つなげるんだよ』って叫んでいたんです。でも、あれはもう泳がされて、打たされていたものです。

一発当たったんですが、違うと思うんです。僕は彼に負けて、彼が今回負けたことについては、ソレはソレ、コレはコレだと思います。レベルでいえば、エディ・アルバレスはトップファイターだし、僕が青木に負けて反省したこと、青木が今回の敗北に感じていることは同じ部分もあり、違う部分もある。

今、青木と一緒に練習しているんですけど、帰国後もそうだし、その日常にないものを、この1週間の滞在で何か持って帰ることができればと。そういう意味で、ヒントを持ち帰りたいです。1週間残ったことで強くなれるなんてないんで、1週間残ることで日本に戻って強くなれる何かを掴みたい」

――きっかけ、だとか。

JMT and Ali【写真】ヘンゾ・グレイシー柔術でフランク・エドガーや山路大輔のマネージメントを務めるアリ・イブラヒムと。日沖や久米など国内では一緒に練習していないメンバーとのトレーニングも楽しみだ (C) MMAPLANET

「ハイ、答は出なくていいんで。答は日本で築きあげていくもので。日米の環境や層の違いなどに関して、焦燥感を持つことは見当違い。それぐらい差がついてしまったので、自分の問題として捉えること、それで精いっぱいです。青木の敗北に関しては、自分に照らし合わせることができる素晴らしい経験を、青木にさせてもらったと思っています。僕を選んでくれたことも感謝しています」

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