【DEEP128】山田が北岡のギロチンをかわし、右ストレートをコツコツと当て続けてフルマーク判定勝ち
【写真】山田は3連勝、北岡は連敗を脱出できず(C)MMAPLANET
<ライト級/5分3R>
山田聖真(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
北岡悟(日本)
サウスポーの北岡が右手を伸ばし、左ハイを放つ。ケージ中央で山田の右ストレートが北岡の顔面をとらえる。右フックから組みついた北岡がケージに押し込むも、山田は左腕を差し上げ、体勢を入れ替える。北岡は左腕を回して首投げの体勢に。耐えた山田が北岡のクラッチを外すも、ケージに背中を着けた北岡が飛び乗りギロチンを狙う。その北岡を振り落とした山田は、背中を着けた北岡の足を蹴りつつ、パウンドを落としてガードの中に入った。
ハーフガードの北岡は左オーバーフック。ケージに背中を着けた。山田は北岡の両足を畳む。北岡も右腕を山田の首に回していくが、山田が右腕を枕にして背中を着かせる。北岡が右腕でギロチンへ。前転で頭を抜いて立ち上がった山田が右ハイを放って初回を終えた。
2R、互いにフェイントを繰り出すなか、山田が右を振るう。北岡が組みに行くも、山田が両腕を差してケージに押し込んだ。両者の手が止まると、レフェリーが速いブレイクをかける。再開後、北岡が距離を詰めて右フックからダブルレッグへ。山田が右腕を首に回し、ギロチンで引き込んだ。すぐに頭を抜いた北岡が右側へパスを狙う。山田はスクランブルから立ち上がり、北岡をケージに詰める。ギロチンで背中を着けた北岡に対し、山田が首を抜き、立ち上がった相手のバックに回る。北岡が正対すると山田は突き放した。
ケージ中央に戻り、山田がフェイントを見せる。北岡は左ミドル。山田の右ショートが直撃。北岡も下がりながら右フックを返す。山田の右ストレート、左ジャブが当たる。ステップを使う山田に対し、下がって誘う北岡。山田は自身の距離を保ちながら跳びヒザ、右ストレートを見せた。

最終回、山田が距離を詰める。左に回る北岡。山田は北岡の左インローに右フックを合わせた。北岡は飛び込むも組みつけず。山田のパンチに、北岡が右フックを返した。組んできた北岡を、山田がケージに押し込む。やはり跳びつく北岡をマットに下ろし、背中を着かせる。北岡が立ち上がると山田は左腕を差し上げて押し込み、レフェリーがブレイクをかけた。左ストレートで飛び込み、右フックを返す北岡。山田にケージを背負わせると、ダブルレッグ→シングルレッグへ。足を抱えられたまま山田がバックに回り、右腕を北岡の首に回す。RNCは極まらずも、前に落とされそうになった山田は後ろ三角から北岡の左腕を狙う。
腕を抜き、立ち上がる北岡。スクランブルに持ち込む山田をガブり、ダブルレッグをスプロールして離れた。山田は左に回ってワンツーを伸ばす。北岡が左ミドル、山田は右ストレート。残り30秒で山田の右が幾度も北岡の顔面を襲い、残り10秒で右テンカオを当てて試合を終えた。
ジャッジ3名がフルマークをつける裁定で山田が判定勝ちを収めた。















