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【RISE194】花岡竜が卓越したテクニックで鈴木真彦を翻弄。判定勝利で「RISE最高!」

<55キロ契約/3分3R+Ex1R>
花岡竜(日本)
Def.3-0:30-28.30-28.30-28
鈴木真彦(日本)

鈴木が左ミドル、花岡が右カーフを蹴る。お互いにジャブを突き、前に出る鈴木が右ボディからパンチをまとめる。鈴木が右ストレートから前に出ていくと、花岡はバックステップでかわして前蹴り。鈴木の前足にローを蹴って右ハイを狙う。鈴木も右ローから前進。花岡は左フックを当てて、下がりながら右ハイ。前に出る鈴木に得意の前足払いを狙う。

鈴木は右ロー、右ボディストレート、右ストレートから左フックで前に出る。花岡はジャブと前蹴り、左フックを返す。鈴木が距離を詰めてパンチとヒザ蹴りを繰り出すと、サークリングして細かいパンチとローを繰り出す。鈴木がジャブ・左フック、パンチからヒザ蹴り。花岡も右ボディから左フックを返す。

2R、鈴木がジャブと右ロー、左ミドル、ワンツー。花岡は左ハイと左ストレート、鈴木はワンツーで前に出ていく。花岡は前足払いから左ハイ、鈴木のローにパンチをまとめてハイキックを蹴る。花岡が左ボディから左フック、鈴木は右ストレートと右ロー。花岡がパンチの打ち合いから左フックを当て、前に出る鈴木がパンチからヒザ蹴り。

お互いに右ストレートをから左フックを返し、これが相打ちのタイミングで顔をかすめる。鈴木が右ストレートから前進。組みの攻防になると花岡を突き飛ばす。花岡は前蹴りで鈴木を転倒させ、鋭いジャブを当てる。鈴木はワンツーから左フック、花岡も左フックを返す。鈴木が左フックから前に出てパンチからロー、花岡もコンパクトに左のパンチを当てる。

3R、花岡がワンツーから左フック、飛びヒザ蹴り、右ミドルから左フック、サークリングしながら細かいパンチを当て、左フックで鈴木の足を止める。鈴木も左ミドルと右ローを蹴って、ジャブから前進。花岡はパンチをボディと顔に打ち分けて左ミドル、鈴木も左フックから前に出るが、花岡が前蹴りで止める。

鈴木がローを蹴ると花岡が左右のボディ、左フックから右ストレート、右ストレートからハイ、飛びヒザ蹴りと手数を増やす。スイッチした花岡が左ストレート、鈴木が左フックで飛び込んでワンツー。花岡は鈴木のパンチを空振りさせてジャブ・右アッパーを当てる。このまま試合終了となり、現スーパーフライ級(53キロ)王者の花岡が元バンタム級(55キロ)王者の鈴木から判定勝利を収めた。

試合後、花岡は「スーパーフライ級の王者、強いでしょ? 今日は鈴木選手が前に出てきてくれたからいい試合ができたと思います。今年、橋本道場は全勝でした。今年最後のRISEなので…RISE最高!」とマイクで締めた。


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