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【UFC174】バン・テヒョンも右のパンチでUFC初勝利挙げる

2014.06.15

<ライト級/5分3R>
バン・テヒョン(韓国)
Def.3R2分01秒by KO
ケイジャン・ジョンソン(カナダ)

いきなり左ハイを見せたジョンソン、続くパンチの交換で右を打ち込む。さらに右ハイを見せたジョンソンだが、踏み込んだバン・テヒョンが蹴り足を掴んだ状態で押し込むように前に出る。と、ジョンソンはシングルレッグ一発でクリーンテイクダウンを奪う。首を抱えたバン・テヒョンは、そのままリバーサルして立ち上がる。距離を取った直後にジョンソンが右ハイを見せる。バン・テヒョンのフックをダッキングでかわすと、ジョンソンが距離を取り直す。

続く接近戦でバン・テヒョンの左を受けたジョンソンがダウン。その後はスクランブルに持ち込み、トップに戻ったジョンソンだがダメージは? 飛び込んで左右のフックを振るうバン・テヒョンは馬力で圧し始めたように見えたが、荒いパンチの打ち合いを制したのはジョンソン、直後にこの試合2度目のテイクダウンを決める。ジョンソンはサイドからニーインベリーバン・テヒョンも立ち上がり、初回が終わった。

2R、ジョンソンは右ロー、バン・テヒョンが右ストレートを返す。前かがみのバン・テヒョンに対し、ジョンソンは左ボディストレートを見せる。ジョンソンのテイクダウン狙いをスプロールしたバン・テヒョンが、左をヒットする。続くジョンソンのテイクダウン狙いは初回同様、ギロチンリバーサルで切り返したバン・テヒョンがトップを奪う。ヒールを仕掛け背中を見せたバン・テヒョンのバック取ったジョンソンは、立ち上がったバン・テヒョンをダブルでテイクダウン、ギロチンスイープは防いだが、抑えきれず試合はスタンドに。

動きが荒くなってきた両者、残り1分を切って手数も少ない。バン・テヒョンのスピンニング・エルボー(フィスト?)は空振りに。後ろ回し蹴りも勢いが見られないバン・テヒョン。ジョンソンも相手の攻撃を見るだけのラウンド終盤となった。最終回、遠い距離からパンチを見せるジョンソン。足が前に出ていない。バン・テヒョンは左を打ち込み、さらにパンチを重ねる。ジョンソンは左ジャブで自分の距離を取ろうとする。続いてジョンソンはバン・テヒョンの踏み込みにシングルを狙うも、これも力が感じらない。簡単に切ったバン・テヒョンは、ジョンソンの右ハイを受けながら右フック一閃。この一発で後方に倒れ、動きが止まったジョンソン。バン・テヒョンが2戦目でオクタゴン初勝利を挙げた。

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