【UFN164】計量終了 ジャカレが階級変更に自信。しっかりしろ、コミッション。女子2戦でゴタゴタ……
15日(金・現地時間)、16日(土・現地時間)にブラジルはサンパウロのジナーシオ・ド・イブラプエラで開催されるUFN164:UFN on ESPN+22「Blacowicz vs Jacare」の計量が行われた。
メインのライトヘビー級5回戦でヤン・ブラボヴィッチと対戦するホナウド・ジャカレ・ソウザは、ファンの大声援を受けステージに上がる階段でワニ歩きを披露。
フェイスオフで向き合うとやはりブラボヴィッチの大きさが目立っていたが、ジャカレの「ライトヘビー級転向が上手くいくことを大いに期待している。そしてファンの声が僕の勝利を後押ししてくれる」というコメントで計量会場に集まったブラジリアンがさらに大きな声援を送った。対して、ブラボヴィッチは「強敵だけど、倒し方は見えている。僕の夜になる」とコメントしている。
なお今回の計量では──プレリミで組まれた女子マッチは2試合揃ってゴタゴタが続いた。まず大会前からフライ級でアリアニ・リスプキと対戦予定だったプリシーラ・カショエイラがドラッグテストに引っかかり出場停止に。これを受けリプスキはヴェロニカ・マセドと戦うことが決まっていたが、なんとマセドは計量当日に激しい頭痛を訴え出場不可能に陥る事態に。本計量1時間前にイザベラ・ジ・パドゥアがリスプキ戦を了承したものの、その彼女が5.5ポンドの大量オーバーに。それでもこの一戦はキャッチウェイトマッチで実行されることが決まっている。
一方、オープニングのバンタム級戦ではトレイシー・コーテズの対戦相手がドゥドゥ・サンタナの欠場により、ヴァネッサ・メーロと対戦が決まっていた。しかし、この日の計量で両者揃って 136.5ポンドと1ポンド・オーバー規約から500ポンドを超えて失敗してしまう。両者の試合もキャッチウェイト戦で執り行われると思いきや──計量を司ったコミッサオ・アトレチカ・ブラシジレイラ・ジ・MMA(CABMMA)から、体重計が0.7ポンド重く設定されていたことを明らかに。両者とも136ポンドでパスしていたと計量結果が訂正され、セレモニアル計量ではコーテス、メーロともに136ポンドとコールされた。
■ UFN164計量結果
<ライトヘビー級/5分5R>
ヤン・ブラボヴィッチ: 205ポンド(92.99キロ)
ホナウド・ジャカレ・ソウザ: 205ポンド(92.99キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
マウリシオ・ショーグン: 155ポンド(70.31キロ)
ポール・クレイグ: 205ポンド(92.99キロ)
<ライト級/5分3R>
シャーウス・オリヴェイラ: 156ポンド(70.76キロ)
ジャレッド・ゴードン: 156ポンド(70.76キロ)
<ミドル級/5分3R>
アントニオ・アローヨ: 185ポンド(83.91キロ)
アンドレ・ムニツ: 186ポンド(84.37キロ)
<ミドル級/5分3R>
マルクス・ペレス: 186ポンド(84.37キロ)
ウェリントン・トゥルマン: 186ポンド(84.37キロ)
<ウェルター級/5分3R>
セルジオ・モラエス: 171ポンド(77.56キロ)
ジェイムス・クラウス: 170.5ポンド(77.34キロ)
<フェザー級/5分3R>
ヒカルド・ラモス: 146ポンド(66.22キロ)
ルイス・エドゥアルド・ガラゴヒ: 145.5ポンド(66.0キロ)
<ライト級/5分3R>
フランシスコ・トリナルド: 155ポンド(70.31キロ)
ボビー・グリーン: 156ポンド(70.76キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ヴァルリー・アウベス: 171ポンド(77.56キロ)
ランディ・ブラウン: 171ポンド(77.56キロ)
<フェザー級/5分3R>
ヘナン・バラォン: 146ポンド(66.22キロ)
ドゥグラス・アンドレージ: 145ポンド(65.77キロ)
<女子フライ級/5分3R>
アリアニ・リスプキ(ブラジル)
ヴェロニカ・マセド(ベネズエラ)
<女子バンタム級/5分3R>
トレイシー・コーテズ(米国)
ヴァナッサ・メーロ(ブラジル)
<女子フライ級/5分3R>
アリアニ・リスプキ: 125.5ポンド(56.92キロ)
イザベラ・ジ・パドゥア: 130.5ポンド(59.19キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
トレイシー・コーテズ: 136.5ポンド(61.91キロ)
ヴァナッサ・メーロ: 136.5ポンド(61.91キロ)