【ONE97】記者会見でウェンと松嶋がステアダウン。「マニラを好きな街にしたい」(松嶋)
【写真】メディアの数も200は越えていたであろう記者会見の締めはウェンと松嶋のフェイスオフだった (C)MMAPLANET
30日(火・現地時間)、8月2日(金・同)にフィリピン・マニラのMOAアリーナで開催されるONE97「Dawn of Heroes」の記者会見が、シティ・オブ・ドリームのボールルームで行われ、600人のファンが集まった。
「岡見勇信✖ジェイムス・ナカシマ、レアンドロ・イッサ✖竹中大地がプレリミで戦うような最高のカードが集まった大会になる」と冒頭の挨拶でチャトリ・シットヨートンが語ると、上位5カードに出場する選手が順に挨拶を行い、質疑応答に応えた。
メインでマーチン・ウェンの持つONE世界フェザー級王座に挑戦する松嶋こよみは「この大きな大会のメインイベントで素晴らしいチャンピオンのマーチン・ウェン選手に挑戦できるということを光栄に思っています。当日はエキサイトした試合にしようと思います。ぜひ会場で見てください」と話した。
一方、王者ウェンは「僕が最高のレベルで戦えるようになることを信じてくれたチャトリ、マット・ヒューム、ビクター・クイに感謝している。ヘンリ・フーフト、カミ・バルジニ、グレッグ・ジョンソン、毎日のように鍛えてくれて僕を可能な限り成長させてくれることに対し、礼を述べたい。コヨミ・マツシマにはタイトル挑戦を実現させたことを祝福するよ。彼のようなウォリアーと戦えることが嬉しい。金曜の夜にはこの日のために必死に練習してきてきたであろう彼に、僕もまた必死に練習してきたことをぶつける。この階級は僕の階級だ」とコメントした。
また質疑応答でフィリピンの記者から3年前にPXCでロランド・ディに、今回宿泊しているホテルと同じストリートにある会場で敗れたことを尋ねられた松嶋は「マニラは負けて良い思い出がないので、今回は勝って好きな街にしたい」と返答した。
デメトリウス・ジョンソンとフライ級ワールドGP準決勝で対戦する和田竜光は、4月の試合で勝った時にブーイングを送ったマニラのファンにどのような試合を見せたいかと聞かれ、「この前はブーイングをし盛り上げてくれて感謝しています。本当に強いデメトリウス・ジョンソンと戦い、ブーイングを拍手に変えてみせます」と力強く語った。
なおチャトリCEOからは9月6日の初のベトナム大会はオールキックのSuper Series大会になるという説明もあった。
■ONE97対戦カード
<ONE世界フェザー級選手権試合(※70.3キロ)/5分3R>
[王者]マーチン・ウェン(豪州)
[挑戦者]松嶋こよみ(日本)
<Super Seriesムエタイ・世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ジョナサン・ハガディ(英国)
[挑戦者] ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
<ライト級 (※77.1キロ)ワールドGP準決勝/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
エディ・アルバレス(米国)
<フライ級(※61.2キロ)ワールドGP準決勝/5分3R>
デメトリウス・ジョンソン(米国)
和田竜光(日本)
<フライ級(※61.2キロ)ワールドGP準決勝/5分3R>
ダニー・キンガド(フィリピン)
リース・マクラーレン(豪州)
<Super Series ムエタイ・バンタム級/3分3R>
ロドレックP.K.センチャイムエタイジム(タイ)
クリス・ショウ(英国)
<フライ級(※61.2キロ)ワールドGP補欠戦/5分3R>
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)
若松佑弥(日本)
<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アージャン・ブララ(カナダ)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ホノリオ・バナリオ(フィリピン)
パク・デソン(韓国)
<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
レアンドロ・イッサ(ブラジル)
竹中大地(日本)
<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ジェイムス・ナカシマ(米国)
岡見勇信(日本)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エドワード・ケリー(フィリピン)
シエ・ビン(中国)
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ポンシリ・ミートサティート(タイ)
ミャオ・リータオ(中国)
<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
三浦彩佳(日本)
サマラ・サントス(ブラジル)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
スノト(インドネシア)
ムハメド・アイマン(マレーシア)