【Arzalet05】アルゼルト・コリア期待の重量級ファイター=ベ・ドンヒョンは元Kリーガー=センターバック
【写真】写真だけだと、シルムの選手のようにも見えるベ・ドンヒョン (C)ARZALET
23日(土・現地時間)に韓国はソウルのCLUB OCTAGONで「ARZALET05」が開催される。
韓国勢の人材発掘という目的もある今大会に、アルゼルト・コリアのイ・ジェホ代表が期待する重量級ファイター=ベ・ドンヒョンが出場する。
イ・スンジュンと対戦する33歳のルーキーは意外なスポーツ歴を誇っていた。
──土曜日にアルゼルトでイ・スンジュンと対戦します。今の体調はいかがですか。
「こんにちは。TEAM FINISH所属のべ・ドンヒョンです。全ての練習は終わりました。現在は回復中です。土曜日は200パーセントのコンディションで戦います。最高です!」
──この試合に向けて、どこのジムでどのようなメンバーと練習してきたのでしょうか。
「試合の準備は全てチーム・フィニッシュの仲間たちとやってきました」
──アルゼルトから今後の中心選手になると言われています。
「アルゼルト韓国代表のイ・ジェホさんが自分の試合を見て、凄く褒めてくれました。まだまだですが、頑張り続けて、前回より成長したところを見せアピールします!
自分は年を取ってからMMAデビューをしましたが、ずっとファイターを尊敬してました」
──ベ・ドンヒョン選手は今、おいくつなのですか。
「1985年生まれの33歳です。セジョン市に妻とかわいい娘と住んでいます」
──なるほど。それはなによりです。では、MMAを始めたきっかけは?
「元々プロのサッカー選手でした。Kリーグ・チャレンジ(日本でいえば、J2に位置する2部リーグ)のスウォンFCというチームに所属するセンターバックでした。でもK-1とPRIDEが好きで……格闘技のオーディションを受けたのですが受からなかったです。今やらないとかならず後悔すると思い、チーム・フィニッシュのパク・ジュンオ先生のところに入門しました」
──サッカーは一流のようですが、MMAを始めるまで何か格闘技の経験はあったのですか。
「レスリングをやっていました。地方選手権で優勝したこともあります。MMAではアマとセミプロで3戦3勝、プロでは1戦1勝でKO勝ちしています」
──試合に勝つためには戦術も必要だと思いますか、次の試合で何か考えはありますか。
「自分はまだ打撃が未熟です。レスリングとグラップリングが好きなのですが、ケージに入ると打撃を使っている自分が不思議です。
でも、今回はちゃんと打撃の練習もしてきたので絶対にフィニッシュします」
──今回のアルゼルト出場を経て、MMAファイターとして目標をどこに置いていますか。
「チャンピオンとかではなく、戦い続けることができるだけで良いと思います。そしてファンに喜んでもらい、熱く感動してもらえる試合を見せたいです」
──では対戦相手のイ・スンジュンの印象は?
「威圧感のない顔をしていますね。土曜日は、自分の強さを見せつけてやります」
──では改めて、その土曜日の試合に向けて意気込みをお願いします。
「最初は日韓戦だったのですが、相手が代わりました。でも格闘家ならどのような環境でも戦うしかないと思います。イ・スンジュン選手、覚悟しなさい」