【ACB87】4勝0敗のママエフをパワーギロチンで落としたギルパンがACB初戦で11勝目を挙げる
<フェザー級/5分3R>
アレックス・ギルパン(米国)
Def.3R0分47秒by ギロチンチョーク
アドラン・ママエフ(ロシア)
4勝0敗のロシアン=ママエフと10勝1敗の米国人ファイター=ギルパンの対戦。ギルパンの右ローに対し、右を合わせようとするママエフだが、その右にダブルレッグを合わされテイクダウンを奪われる。サイドを取ったギルパン、フルガードに戻したママエフが強引な腕十字狙いを潰され、スクランブルへ。ギルパンはボディロックテイクダウンからバックコントロール。ママエフが胸を合わせてくると、がぶってもう一度バックに回り込む。
ママエフはキムラ狙いも封じられ、がぶりからアナコンダを仕掛けられる。ギルパンはパワーチョークに切り替えるも頭を抜かれてしまう。続くギルパンのダブルレッグを切ったママエフは右アッパーに右オーバーハンドを合わされ、足下がふらつく。ギルパンは右オーバーハンドを2発入れ、攻勢に出るとダブルレッグでテイクダウン。立ち上がったママエフに右ハイを放ったところで初回が終わった。
2R、初回に続き右オーバーハンドを当てたギルパンが、組みついてテイクダウン。スクランブルからギロチンを狙いつつ、がぶってバックを伺う。ママエフが立ち上がって離れても、ギルパンは左ジャブを当て右フック、さらに右クロスを打ち込む。ママエフもワンツーを返し、打撃では圧力を強める。しかし、ダブルレッグ・テイクダウンを簡単に許しサイドを許す。ガードに戻したママエフだが、立ち上がり際にバックを取られる。ギルパンはバックマウントを取りに行くも、自ら前方に着地し打撃戦へ。
左ジャブから右を当てるギルパンはワンツー、続いて右を思い切り打ち込む。ケージに詰まったママエフは連打を被弾しながら、フックや右アッパー、左ジャブを打ち返しラウンド終了を迎えた。
最終回、ギルパンのテイクダウン狙いをキムラで切り返したママエフがトップを取り、腕をそのまま狙う。足をきかせて切り抜けたギルパンが、パンチを落とすママエフに対して、立ち上がりながらパワーギロチンに捉える。この絞めでママエフが落ちて、ギルパンがキャリア11勝目をACB初陣で挙げた。