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【Special】ニッポンを強くする!! 2026年も絶対に見たい、2025年に来日した15人のファイター達―03―

【写真】第3弾はカリベク、エイ、モタ、シンバートル、クマンドーイの5選手です。今回挙げた15人のファイターの平均年齢は23.8歳!!!!!(C)MMAPLANET

日本人選手が強くなるためには国際戦、外国人ファイターとの試合経験は欠かせない。ただし、国内の格闘技興行ではコストの関係もあり海外から選手を招聘することは当然ではなくなって久しい。それでもプロモーションとファイターの「強さ」への想いが一致し、日本国内での国際戦が2025年も組まれてきた。
Text by Nakamura Takumi & Manabu Takashima

正直、以前のように来日ファイターもビッグネームではないケースが多い。それゆえに彼らも日本人を喰って、ステップアップを目指すハングリーさを持つ。2025年に、異国での勝利を成功への足掛かりにしようと来日した外国人ファイターのなかから、2026年も「絶対に見たい」選手を15選手選出。5選手ずつ紹介したい。

※紹介順位は無作為。継続参戦率が高いRIZINのファイターは含まれていないです。

カリベク・アルジクル・ウール(キルギス)


Kalybek Arzykul Uulu
年齢)24歳
階級)フェザー級
戦績)13勝2敗(6KO,5Sub)
2025年来日大会)パンクラス
「日本、アジア、世界を席巻する中央アジアMMA。なかでもキルギスは中央アジア内でもカザフスタンに追いつけ、追い越せとばかりに勢いついている。そんななかパンクラス参戦3戦目でフェザー級KOPの座についていたカリベクが、昨年12月の立川大会で栁川唯人に衝撃的なKO負けをしベルトを失った。

栁川の勝利はキルギスが絶対でない、日本人でも勝てることを示した歴史的な一勝だった。それ故に打撃だけでなく、豪快な内股やシャーク・レッグロックとあらゆる局面でインパクトを残していたカリベクの復活ストーリーもパンクラスで見たい。海外勢の役割は日本人の敵役だけでなく、プロモーションを盛り上げるメインキャストとなり得る。図らずともカリベクの同胞シェイドゥラエフが証明したように」


エイ・マムリンプートング(カンボジア)

(C)KNOCK OUT

EH Amerinphouthong
年齢)22歳
階級)NOCK OUTスーパーライト級(65キロ)
戦績)66勝5敗3分
2025年来日大会)KNOCK OUT
「カンボジアのクンクメールの強豪選手で、182センチの長身から繰り出す鋭角的な攻撃を得意としている。2022年にのちにONEムエタイ世界バンタム級(65.8キロ)王者になるナビル・アナンと引き分け、2024年8月のKNOCK OUT後楽園大会で初来日すると、デンサヤーム・ウィラサクレックにKO勝利を収めた。2025年2月にはこの企画でも名前を挙げたユリアン・ポズドニアコフにカンボジアで勝利している注目株だ。

7月にデンサヤームが持つKNOCK OUT-REDスーパーライト級王座に挑戦予定だったが、タイとカンボジアの国際情勢を鑑みて試合そのものが中止となり、代打出場のREITO BRAVELYをマットに沈める。デンサヤーム戦が難しい状況ではあるが、他の日本人選手との対戦やユリアンとの再戦など、KNOCK OUTのリングで見たいカードはいくらでもあるファイターだ」

カルロス・モタ(ブラジル)


Carlos Mota
年齢)30歳
階級)KNOCK OUTフェザー級(57.5キロ)
戦績)MMA戦績8勝2敗(4KO)、UNLIMITED戦績3勝0敗(1KO)
2025年来日大会)KNOCK OUT
「MMAでは9戦目でLFAフライ級王者となり、UFCと契約。しかしながらコディ・ダーデンに敗れ、ドーピング検査でポジティブとなりリリース。サスペンション明けでKNOCK OUT UNLMITEDという新たな戦場と出会い、日本で新たなキャリアを踏み出した。

2024年12月30日に栗秋祥悟に判定勝ちを収めた試合では、まだルールに適応できずテイクダウン頼りのファイトを展開も、昨年7月の中村悠磨戦を経て無制限打撃バトルを自分のモノとした。12月30日の有川直毅とのフェザー級王座決定戦では打撃で圧倒するとダブルレッグにヒザを合わせ、最後はパウンドアウトしベルトを巻いた。そして2026年の活動に関して、新フェザー級王者はベルトの防衛とスーパーフェザー級チャンピオン=倉本一真への挑戦を公言している」

シンバートル・バットエルデネ


Shinebaatar Bat-Erdene
年齢)23歳
階級)バンタム級
戦績)6勝0敗(1KO,3Sub)
2025年来日大会)GLADIATOR、修斗
「2024年10月にプロ3戦目でBreakthrough Combatに初来日。本人はモンゴル相撲と柔道がベースと話していたが、吉野光を相手に逆吉野返しを決め、ケージレスリングの強さを見せつけて判定勝ちを収めた。この試合で一気にマニア界隈で実力者の評価を得たシンバートルは、プロMMAのキャリアこそ少なかったが、既にモンゴル国内のキックとコンバットサンボ王者で、シュートボクシングと散打トーナメントで準優勝という結果を残していた。

昨年1月にはGLADIATORで体重オーバーより、暫定バンタム級決定戦におけるタイトル獲得資格を失うも吉田開威をシザースチョークで落とし、6月には母国でMGL-1FCバンタム級王座を獲得。10月にLemino修斗に参戦すると、80秒で野瀬翔平をギロチンで破り大きなインパクトを残した。盟友オトゴンバートルと同様にUFC出場を目標としているが、ジャパン・メジャーでのその真価を発揮してから最高峰という道もあると思われるのだが……果たして」

クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ)

(C)RISE

Kumandoi PetchyindeeAcademy
年齢)31歳
階級)バンタム級(※53.52キロ)
戦績)126勝36敗2分
2025年来日大会)RISE
「2020年大晦日にRIZINで那須川天心と対戦。その後はRISEで試合を重ねつつ、ラジャダムナンスタジアムのトップファイターとして活躍を続け。2025年3月にRISEで天心の弟・那須川龍心にKO負けを喫したが、ラジャでは2022年のスーパーフライ級(52.16キロ)に続き、2024年にはバンタム級(53.52キロ)のベルトを巻くなど、トップ戦線で戦い続けている。

同時にプロボクシングの試合にも出場しABF(Asian Boxing Federation)、WBCアジア大陸王座を獲得するなどパンチ主体のアグレッシブな戦い方は日本向き。RISEとRWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)の提携において両団体・ルールでベルトを狙える選手として日本再登場を期待したい」
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<ニッポンを強くする!! 2026年も絶対に見たい、2025年に来日した15人のファイター達―02―はコチラから>

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