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【Shooto/180617&180715】大阪大会で前田吉朗×オニボウズ、7月15日後楽園ホールで佐藤&田丸が出場

Sato & Tamaru【写真】1月の敗北を払拭する必要がある佐藤と田丸(C)MMAPLANET

14日(月)、13日(日)に川崎市川崎区のカルッツかわさきで開催されたプロ修斗公式戦で発表された、7月15日(日)の後楽園ホール大会の出場選手と対戦カードが改めてリリースされている。


カルッツかわさき大会のケージの中で挨拶を行った修斗世界バンタム級チャンピオン佐藤将光、フライ級では田丸匠と1月大会からの巻き返しコンビの出場が決まった。1月の後楽園ホールで、佐藤はノンタイトル戦で齋藤曜に判定負けを喫し、田丸はライリー・トゥトロにキャリア初のKO負けを喫した。

佐藤を破った齋藤がカルッツかわさき大会で、平川智也にKO負けを喫したことで、混迷状態がより深まった修斗バンタム級戦線。それだけ混戦状態になっている階級で、王者が誰と戦うことになるのか、発表を待ちたい。

一方、田丸は今回の仕切り直しに向け、3月から4月にかけてサンディエゴのアライアンスMMAで4週間に渡る武者修行を敢行し、相当な手応えを掴んでの再出発となる。田丸といえば一貫してフライ級で戦っていたが、その減量の過酷さもまた伝え聞かれるファイターだ。MMAの本場でコンディショニングも学んだことで、ひょっとすればひょっとする階級変更もあり得るのか──など、彼もまた対戦相手が非常に気になる。

Shimizuこの他でフライ級でも、1月の猿田洋祐戦の敗戦から再起を図る清水清隆が、兄のび太のONE世界ストロー級王座奪取を支えた内藤頌貴との下剋上マッチに臨む。

Kudoその清水と同じTTMからフェザー級の工藤諒司も参戦し、昨年のインフィニティリーグ優勝の仲山貴志と戦うことも決まった。3月のGrandslamではパンクラス・ネオブラ優勝経験があり既に5分×3Rマッチも経験している鈴木琢仁を相手に、その5分×3Rマッチで完封している工藤。インフィニティ優勝の仲山との対戦は、既に工藤の実力が新人王トーナメントを凌駕した域に達していると判断されたに違ない、2回戦マッチだ。

Maeda vs Onibozuまた6月17日(日)のエディオンアリーナ大阪大会おいて、前田吉朗×オニボウズのフライ級戦──関西オールスター戦を名乗るに相応しい修斗フライ級の実力者対決が決定している。

この他、大阪大会では奇天烈×ダイキ・ライトイヤーのバンタム級戦、そしてマッチョ”ザ”バタフライが安芸柊斗と戦うストロー級2回戦など7試合が決まった。

Macho高校生シューターの安芸は、元プロシューターの父・安芸佳孝から英才教育を受け、キッズ修斗やキッズMMAを戦ってきた親子鷹シューターだ。昨年にはアマ修斗で中国、関西、九州選手権で優勝しプロライセンス昇格を果たした。

キャリア20戦を越え、独特の寝技を持つマッチョ”ザ”バタフライに対し、安芸にはとはってはこの試合がプロ3戦目でしかない。プロ2連勝中の安芸の勢いとマッチョ”ザ”バタフライの意地がぶつかり合う一戦は、どのような試合内容になるのかも注目が集まる。

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