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【UFC219】ギロチンでディアキーシーを斬って落としたフッカーが、豪州大会出場をアピール

<ライト級/5分3R>
ダニエル・フッカー(ニュージーランド)
Def.3R0分42秒by ギロチンチョーク
マーク・ディアキーシー(英国)

スイッチしつつ右フック、サイドキックを見せるディアキーシーに対し、フッカーは正面から前蹴りを放っていく。素早いジャンピング・スピンキックを見せたディアキーシーだが、距離は簡単に詰めていかない。フッカーも待ちの姿勢で、攻撃は前蹴りが中心だ。またもジャンプしてスピンキックを狙ったディアキーシーだが、クリーンヒットはしない。ディアキーシーはロー終わりで回し蹴りを放つも、フッカーは釣られない。

神経戦が続き、場内はブーイングが起こるなかフッカーのヒザ蹴りをキャッチしたディアキーシーが、押し込んでいく。倒れず足を抜いたフッカーが右ミドル。直後の組み合いでダブルレッグをスプロールしたフッカーが、逆にダブルレッグを決めた。

2R、距離を詰めたディアキーシーがフッカーのローをキャッチして、右ストレートを放つ。離れたフッカーに対し、ディアキーシーはステップインから左フックを当てる。フッカーも右ミドルを返すと、ディアキーシーが左ストレートをヒットする。フッカーは右を見せて、クリンチに持ち込むと右を差し上げてテイクダウンを狙う。

腰投げを狙ったディアキーシー、耐えたフッカーがケージに押し込む。試合がケージ中央に戻ると再びディアキーシーが組んでヒザ蹴り。フッカーは右を当てて、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。スクランブルでバックに回ったフッカーは、前方に落とされそうになりながら耐え、四の字フックを完成させる。RNCをめぐる攻防が続くなか、なぜかレフェリーは攻めろという指示を与える。後方へパンチを入れ、胸を合わせたディアキーシーがトップに。直後にラウンド終了となった。

最終回、ダブルレッグを仕掛けたディアキーシーに対し、フッカーがノーアーム・イン・ギロチンを仕掛ける。引き込んで絞め上げると、ディアキーシーが耐えきれずタップし勝負が決した。フッカーは2月の豪州パース大会出場を要求した。

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