【UFN120】両者流血の大激闘は、ペティスを負傷に追い込んだポイエーの勝利
<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー(米国)
Def.3R2分08秒 by TKO
アンソニー・ペティス(米国)
ペティスが右サイドキック、右ロー。下がりながら蹴りを放つ。ポイエーは前に出ながら右ロー。ペティスが右の飛びヒザを放つが、ポイエーはバックステップでかわす。
ポイエーがダブルレッグでテイクダウンに成功すると、ペティスはケージに背中をつけて立ち上がろうと試みる。しかしポイエーはペティスの両足を抱えたまま立たせず、ペティスに背中を着けさせようとする。
ここでペティスがポイエーの右腕を取り、絞り上げるがポイエーは腕を抜き、トップをキープ。ヒジの連打を落とすが、ペティスに態勢を入れ替えられ、試合はスタンドに戻る。
ペティスのコンビネーションに対し、右ストレートをヒットさせるペティス。ポイエーのダブルレッグ・ダイブをカットして、ケージに押し込む。ポイエーの腕を抱えながら左ハイを繰り出すペティスだったが、ポイエーはケージ際から脱し、反対にプレッシャーをかけ、ペティスをケージ際まで追い込んでいく。
ポイエーの左アッパーをもらったペティスは、完全にケージまで詰められる。ポイエーは連打、ペティスも打ち返したところで1Rが終了した。
2R、ペティスがワンツー。ポイエーの右ローに右ストレートを合わせる。ポイエーはまたもダブルレッグ・ダイブ。ペティスをケージに押し込んでからテイクダウンを奪う。
ケージに押し込まれたペティスは、徐々に足を上げ、下から三角絞めを狙う。一度防がれながら、再度狙うも、ポイエーは頭を抜いてディフェンス。反対にペティスからバックを奪う。
顔面から大流血が見られるペティスは、態勢を入れ替えトップへ。ポイエーの顔面に右ヒジを見舞う。ポイエーは亀になり、そこでペティスは足を入れていくが、その隙にポイエーがトップに移行する。
ペティスの下からのアタックをしのぎ、立ち上ろうとしたポイエーのバックに回るペティスだったが、ポイエーがまたもトップに。ここでペティスの流血が激しくなり、ドクターチェックが入る。長いチェックが終わり、試合再開。ポイエーがトップの状態からリスタートとなったが、ペティスは下から腕十字。これを防いだポイエーが、亀になったペティスに連打を浴びせるなど、目まぐるしい攻防が繰り広げられるなか2Rを終える。
3R、右ヒジを放つポイエー。ペティスの右ハイをブロックし、ダブルレッグを仕掛ける。ペティスはまたもポイエーの右腕を取るが、態勢を入れ替えることができない。ポイエーはペティスからバックマウントを奪取し、RNCを狙っていく。ペティスは上を取ろうと体をひねるが、ポイエーは構わずマウントへ移行。ここでペティスが苦悶の表情を浮かべながらタップ。ポイエーが離れると、ペティスはワキ腹を押さえて苦悶の表情を浮かべていた。「肩固めかRNCを狙っていたんだけど、凄く息が荒くなっていたんだ。下らないことをベラベラ話すよりも、試合をする方が好きなんだ。ゲイジーとアルバレスの勝者と戦いたい」とポイエーは話した。