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【Shooto】猿田洋祐、三度目の世界タイトル挑戦で悲願のストロー級王座獲得

<プロ修斗世界ストロー級王座決定戦/5分5R>
猿田洋祐(日本)
Def.4R2分37秒by TKO
澤田龍人(日本)

澤田が右ストレートからタックル入り、猿田はそこにフロントチョークを合わせる。澤田は中腰でクローズドガードに入らずに頭を抜く。猿田もすぐに立ち上がり、ケージに身体を預けて澤田のテイクダウンをディフェンスする。

距離が離れて試合がスタンドに戻ると、澤田は構えをスイッチしながらプレッシャーをかけ、猿田もそこに左フックを返す。猿田は澤田のパンチに合わせてタックルに入るが、澤田は倒れない。小手を巻いて投げを狙うが、猿田は倒れず。澤田がシングルレッグでテイクダウンを狙う形でラウンド終了となった。

2R、じりじりと前に出る猿田。サウスポーの澤田は左ストレートを突き刺す。猿田は澤田のシングルレッグを切って離れ際に右フックを狙う。澤田は左のパンチから前に出て連打をまとめる。澤田はサウスポーに構えて左ミドルと左ストレート、猿田はインローを蹴り返して右フックをかぶせる。残り50秒、澤田がタックルに入ると猿田が潰してすぐに鉄槌を連打。澤田はシングルレッグで正対する。

3R、ここもサウスポーの澤田が左から前に出ていく。猿田も左フックを合わせて右ボディ、右ボディから顔面への左フックを振る。澤田は左ストレートを狙いつつ、猿田の右ストレートにタックルを合わせる。猿田は澤田の蹴り足をキャッチして右フックを打ち、澤田のタックルを切ってがぶる。

フロントチョークを狙いつつパンチを入れる猿田。澤田もタックルで猿田をケージに押し込んで距離を取る。スタンドでは猿田が右ストレートを軸にプレッシャーをかけ、澤田のタックルを切りながら前に出る。

4R、サウスポーの澤田にインローを蹴る猿田。そこからスクランブルの攻防になると、猿田が澤田の頭をコントロールしてがぶる。このまま澤田をケージに押し込むと一気にパンチとヒジを連打する。これで完全に澤田の動きが止まり、レフェリーが試合をストップ。フライ級時代も含めて今回が3度目の世界王座挑戦だった猿田が悲願の王座戴冠を成し遂げた。

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