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【ONE FN24】ストロー級日本人対決、ノンストップアクションで山北渓人が猿田洋祐からスプリット判定勝利

【写真】目まぐるしいグラウンドの攻防に対し、スタンドでは山北の右がジャッジにとって印象強かったか(C)ONE

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
山北渓人(日本)
Def.2-1
猿田洋祐(日本)

猿田が距離を詰める。山北にロープを背負わせて、左ジャブをボディに伸ばした。山北はシングルレッグで飛び込みながら脱する。リング中央で山北が左ハイを見せた。サークリングする山北に左ジャブを突く猿田。山北はシングルレッグで飛び込み、猿田に右ヒザを着かせた。左足を抱えられた猿田は立ち上がり、切り返してトップに回し、山北に背中を着かせる。山北はハーフガードへ。

リバーサルを狙った山北を猿田が抑え込む。山北が三角からオモプラッタへ。左腕を巻き込み、さらに腰を抱える山北。猿田はリフトアップして左腕を抜き、再びトップを奪った。立ち上がった猿田にダブルレッグで組んだ山北。猿田がこれを切ってパンチを打ち込みながらバックを狙う。サイドバックからパンチを打ち込む猿田は、ラウンド終了間際、山北に背中を着かせた。猿田が立ち上がると、山北も立ち上がりラウンドを終えた。

2R、山北の右クロスが猿田の顔面を捉えた。下がる猿田に山北が右を当て続ける。パンチを放ちながらダブルレッグで飛び込んだ山北が、両足をすくって背中を着かせた。山北がバックに回るも猿田が切り返してトップを奪う。ハーフガードの山北に右ヒジを落とす猿田。山北はスクランブルからシングルレッグで組み、起き上がるも猿田は右足を差し入れ、パンチで削って潰していく。再び山北に背中を着かせた猿田は、スクランブルに持ち込もうとする山北をクルスフィックスで制し、トップからパンチで削りテイクダウンを許さない。

一度立ち上がった猿田が、シングルバックからパンチで削る。山北は猿田の足をすくってトップを奪うが、すぐに猿田もスクランブルに。ガブった山北は、猿田の頭部にヒザを突き刺す。なおも押し込んでくる猿田の首を山北が抱えるが、そのまま猿田が首を抜き、上からパウンドと右ヒジを落としていった。

最終回、リング中央で打ち合う両者。猿田の右ストレートを受けた山北が一瞬下がった。しかし山北も左ジャブから右を振るい、盛り返す。山北が距離を詰めると、猿田がダブルレッグで飛び込んだ。山北はスプロールするも、猿田が組み直してグラウンドに持ち込む。ガブり続ける山北を押し込む猿田。山北の両足がロープから出て、ブレイクが掛かる。スタンドで再開後、山北が右ストレートを当てる。猿田の動きが落ちたか、パンチにスピードがなくなる。

猿田の右に対し、山北がインサイドから左ジャブを突く。リング中央から猿田がダブルレッグでドライブした。山北はガブり、ここも両足が外に出たためブレイクに。前に出る猿田に山北がカウンターの左フックを合わせた。残り30秒で、猿田が右跳びヒザからバックに回った。これを切り返してバックを狙う山北。さらに猿田がトップを奪うなど、試合終了までノンストップのポジション争いが展開された。

裁定はスプリットで山北の勝利に。


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