【ONE FN24】ガサノフがTDとトップ&バックキープでカナルテをコントロールし続けて判定で圧勝
【写真】フィニッシュは逃したガサノフだが、逆にTDとコントロール能力が目立った(C)ONE
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
シャミル・ガサノフ(ロシア)
Def.3-0
アーロン・カナルテ(エクアドル)
ガサノフが右カーフと左ミドル、カナルテも右カーフを蹴る。ガサノフがジャブからシングルレッグに入ってテイクダウンすると、右腕を差して立ち上がろうとするカナルテの頭をがぶってヒザ蹴り。そのままガサノフがカナルテをしっかりと寝かせて、左足を超えてハーフガードでトップキープする。ガサノフは細かく右のパンチとヒジを落とし、カナルテが脇を差して立とうとするとがぶってコントロール。ここはカナルテが頭を抜いて立ち上がる。
カナルテは続くガサノフのダブルレッグを切って、試合はスタンドの攻防へ。右カーフを蹴り合い、ガサノフがジャブからダブルレッグへ。ここでカナルテの体がロープの外に出てしまい、ブレイクとなる。再開後、ガサノフはスピニングバックキックからダブルレッグに入り、カナルテも小手を巻いて何とかディフェンスする。ここはガサノフがテイクダウンに成功し、先ほどと同じようにカナルテが起きてくるとがぶってヒザ蹴り。ギロチンを狙ったところでラウンド終了となった。
2R、カナルテがパンチと右カーフ、ガサノフは左ミドルを蹴ってパンチからダブルレッグに入ってテイクダウンする。ガサノフはサイドポジションで抑え込みつつ、カナルテの動きに合わせてバック、トップキープを繰り返す。
そしてカナルテが体を起こそうとするとバックにつき、両足をフックしてRNCへ。かなりタイトに極まっていたが、カナルテが腕を外してディフェンスする。極めを逃したガサノフだったが、そのままトップキープを続けてギロチンからマウントへ。最後はガサノフがバックキープする形でラウンドを終えた。
3R、カナルテがパンチで前に出ていく。ガサノフはカナルテの右ローの蹴り終わりにシングルレッグで組みつき、コーナーまで押し込む。ガサノフは右腕を深く差して四つ組からテイクダウンを狙い、シングルレッグからカナルテを寝かせる。必死に立ち上がるカナルテだが、ガサノフはスタンドでバックキープし、カナルテが正対するとダブルレッグで寝かせてバックにつく。
2R同様にガサノフはRNCを狙いつつ、カナルテが上を取り返そうとするとがぶってコントロールし、立ち上がるカナルテのバックに就く。そこからカナルテを寝かせてトップキープを続ける。最後は背中を見せたカナルテにパンチを入れ、両者が立ち上がったところで試合終了。ガサノフがテイクダウン、がぶり、バックキープでカナルテをコントロールし続けて判定勝利した。