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【ONE FN24】ブルックス強し!パームトゥパームでバラルトに一本勝ちして暫定世界ストロー級獲王座を獲得

<ONE暫定世界ストロー級(※56.7キロ)王座決定戦/5分5R>
ジャレッド・ブルックス(米国)
Def.1R4分39秒 by RNC
グスタボ・バラルト(キューバ)

バラルトが前日計量・ハイドレーションテストをクリアできなかったため、この一戦はブルックスが勝った場合のみ、暫定王座獲得という形で行われた。オーソドックスのブルックスが右ハイ、サウスポーのバラルトが左ミドルを蹴ると、それを取ってテイクダウンを奪う。バラルトはハーフネルソンの形でブルックスの右腕を抱えつつ、ブルックスと距離を取って立ち上がる。そのまま四つの攻防になると、ブルックスは首相撲へ。

バラルトはそこにパンチをまとめると、ブルックスが投げてテイクダウンする。ここでバラルトがスクランブルの攻防に持ち込むと、上のポジションを取り返してインサイドガードでトップキープし、細かくボディにパンチを落とす。ブルックスがバラルトの体を蹴り離して立ち上がり、四つ組みから足をかけてテイクダウンしてバックにつく。ブルックスは足を四の字クラッチしてRNCを狙いつつ、最後はパーム・トゥ・パームの形でバラルトからタップを奪った。

試合後、コーチから黒帯、そして暫定王者のベルトを巻かれたブルックスは「黒帯になることの意味を、皆は分かっていないかもしれないけど15年掛ったんだ。チャトリ、モチベーションを与えくれてありがとう。コーチの皆に感謝している。タイを愛している。皆、最高だよ。ルンピニーで戦えて光栄だ。彼は背が低いけど、パワーが凄かった。殴るって言っていた? 試合前とリングの中は違うよ。インタビューでも言っていたじゃないか、アジャストをすることが必要だ」と試合を振り返る。

さらに「ジョシュア・パシオ、傷が癒えたらやろう。そしてDJ、タツミツ・ワダを凄く君を追い込んだ。そしてグスタボに勝っている。俺のことをちゃんと意識しろ。お前の前に立ち塞がるから。ブラザー、なんしても愛してるよ。君がいて、僕はこのスポーツを始めたんだ」と次の戦いに向けてコメントした。


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