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【ONE FN24】ケリーのヒールを凌いだマイッサがボトムから攻め続けてSG世界女子アトム級王座を奪取

【写真】ONEのSGルールで、ボトムからのアタックを評価したのも少し驚き(C)ONE

<ONEサブミッショングラップリング世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/10分1R>
マイッサ・バストス(ブラジル)
Def.3-0
ダニエル・ケリー(米国)

ケリーが距離を詰めていく。組み手争いでマイッサが、くくった長い髪を気にしている。マイッサはボトムを選択したが、ケリーが付き合わない。再びマイッサがボトムからリバースデラヒーバで足に絡み、ケリーに尻もちを着かせたがスタンドに戻る。あくまでボトムで戦うマイッサが、リバースデラヒーバから潜りにいくも、ここもケリーは離れる。

スクランブルからケリーがトップを奪った。ケリーのリストを取ったマイッサは、足を取りながらバックを狙うもケリーがロープを背にして上半身を起こしている。左足をたぐってトップを狙ったマイッサ。しかしケリーが前転してトップに戻る。右スネをケリーのヒザ裏に当て、足をすくってスイープしたマイッサに対し、やはりケリーがトップに戻った。

スクランブルからバックを狙うマイッサだが、それをケリーが許さず。腕をかけていくマイッサから離れたケリーが、マイッサの左足を取って一気に外ヒールへ。マイッサが回転して逃れたがジャッジへの印象は強いか。さらにケリーがニースライドパスを狙う。マイッサが足を取りに行くも、ケリーがマイッサの足に乗っかり潰す。

マイッサのトーホールドも防いだケリーが立ち上がる。パスを狙ったケリーに対して、カウンターでサドルに入ったマイッサだが足関節の体勢には入れず。マイッサは再びバックテイク狙いに戻したが、ケリーがトップからパス&足関節で攻め続ける。しかしマイッサがストレートフットロックからヒールを仕掛けたが、これは凌がれて試合終了となった。

マイッサがユナニマス判定勝ちを収め、SG世界王座に就き、ファイトボーナスも獲得した。


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