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【ONE FN24】シャンダス×ラカイ対決は、エンフオルギルがブーミナアンを下し通算対戦成績を7勝0敗に

【写真】シャンダス×ラカイ、モンゴル×フィリピンのトップジム対決はまたもシャンダスに凱歌が挙がった(C)ONE

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
エンフオルギル・バートルフー(モンゴル)
Def.3R4分59秒by 肩固め
カルロ・ブーミナアン(フィリピン)

ジャダンバ・ナラントンガラグ率いるシャンダスMMA所属のバートルフーと、チームラカイのブーミナアンの対戦。

2012年3月30日に香港で行われたLegend FCでダナー・バットゲレルがヤゾル・アブラシを下したのを皮切りに、過去ナラントンガラグ本人のONE2試合も含め先日のGladiator027で実施されたダギースレン・チャグナードルジ×アドニス・セベジェーノ戦まで両チームの対戦はシャンダス勢が6勝0敗と負け知らずだ。

試合はまうサウスポーのブーミナアンが左ミドルを蹴る。距離を詰めていくバートルフーだが、左右のフックを受けて組みつかれる。ヒザをボディに突き上げるブーミナアンは、クリンチから小手投げのバートルフーを潰しサイドバックへ。キムラから腕十字に移行したバートルフーだが、ブーミナアンは腕を抜く。ならばとトップを狙うも、試合はスクランブルからスタンドに戻った。

ブーミナアンは左フックをヒットさせ、バートルフーがスイッチを織り交ぜ左フックを返し、右ミドルを蹴る。打撃ではブーミナアンがリードするなか、組んだバートルフーはコーナーに押し込みヒザ蹴りからダブルレッグへ、シングルに移行してテイクダウンを奪うとブーミナアンがエプロンに出る。コーナーに詰めたスタンドの状態で試合は再開され、バートルフーがバックに回り、後方からヒザを狙う。頭をロープの外に出すブーミナアンを、引き戻したバートルフーがヒザを太腿に入れ──正対されたところで初回が終わった。

2R、ワンツーのブーミナアン。左カーフを蹴るバートルフーが右ハイも姿勢を乱して尻もちをつく。直後にクリンチからバックに回ったバートルフーだが、ブーミナアンは前転からスクランブルに。と、バートルフーは右フックに左のカウンターを合わされ一瞬動きが止まる。直後にクリンチからバックに回ったバートルフーだが、ブーミナアンは前転からスクランブル。ブーミナアンの組みをがぶられ、ヒザを受けるが間合いを取り直す。

しかし、左ローに右フックを被弾してダウン。直ちに立ち上がったブーミナアンだが、明らかに動きは落ちておりバートルフーの手数が増える。ショートのフックからダブルレッグを決めたバートルフーがサイドバックへ。パンチを受けたブーミナアンは、襷掛けからバックを許すと、バートルフーがRNCを仕掛ける。残り1分、半身で耐えるブーミナアンは立ち上がろうとしたが潰され、RNCをセットされるも時間に救われた。

最終回、バートルフーの左ローに右フックを合わせようとしたブーミナアンだが、シングルレッグでテイクダウンを奪われる。疲れが目立つブーミナアンは、バックに回らないよう自ら背中をマットにつける。バートルフーはハーフからマウントを奪って殴ると、背中を向けたブーミナアンはRNCを防ぎ、ハーフガードに戻す。バートルフーは右ヒジを連打し、潜ってきたブーミナアンの頭をステップオーバーして、腕十字を狙う。

ここは察知したブーミナアンだが、背中を見せる展開が続きスクランブルに何とか持ち込む。バートルフーはがぶって、バックに回ると前転を潰してサイドからマウントへ。強烈な勢いでパンチを打ち込むバートルフーは、背中を見せるしかないブーミナアンにRNCから肩固めに移行する。試合終了直前にブーミナアンが落ちて、バートルフーはセベジェーノ、ジャンロ・サンジャオに続き、ブーミナアンと✖ラカイで3連勝を決め──チームとしては対戦戦績を6勝0敗とした。


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