【ONE FN26】マイッサ・バストス、パスで優位に立ち最後はヒールでキャッチ。ケリーを下し王座防衛
<ONEサブミッショングラップリング世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/10分1R>
マイッサ・バストス(ブラジル)
Def.3-0
ダニエル・ケリー(米国)
スタンドの組手争いから、引き込んだバストスが足関節を狙う。ケリーも足を取りに行くと、バストスが立ち上がってトップに。ケリーのデラヒーバにパスをしかけ前転したバストスが、バックを伺う。結果、トップを維持したバストスは足を抜きにかかり、パスのプレッシャーを強めるとニーインベリーへ。上四方に回ったバストスは、ケリーのシングルをスプロールして左右に動いてトップにステイする。ケリーもシングル狙いから、立ち上がりリバーサルが完成、上下を入れ替える。
バストスはバタフライガード、立ちあがったケリーと共に足を絡めていく。シングルバタフライから足をすくいにいくバストスだが、ケリーはポスチャーアップしコーナーにバストスを押し付ける。ここでレフェリーが両者を中央に移動させ、同じポジションで再開。すぐに横回転でバストスが動くと、再びコーナー近くでバタフライガードを取る。ケリーが立ち上がって側転パス。反転しコーナーを利して足を深くいれたバストスが、立ちあがってパスへ。シングルのケリーにダースを狙う。前転してガードを取り直したケリーが、トーホールド。バストスはストレートフットロックと、足の取り合いが展開される。
最終局面でバストスは立ち上がってパス狙いから、左足に内ヒールをセットしてキャッチを得る。腹ばいでキャッチの確認したバストスは、直後にタイムアップとなると勝利を確信。3-0の判定勝ちで王座防衛に成功した。