【DWTNCS07】イコール&タフファイトで、ロペスがピーターソンからスプリット判定勝ち
<バンタム級/5分3R>
ベニト・ロペス(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
スティーブン・ピーターソン(米国)
バイズに続き、アルファメール所属のロペスが、元レガシー王者のピーターソンと対戦する。試合開始直後に左ジャブで前に出てきたピーターソンにロペスは跳びヒザを繰り出す。左を当てるロペスに対し、ピーターソンがミドル。ロペスも左ミドルを返すと、ピーターソンがダブルレッグでテイクダウンへ。一度は体が伸びかけたが、トップを取る。すぐに立ち上がったロペスをケージに詰めたピーターソン。ロペスはヒジ打ちを連打し、ヒザ蹴りを見せてから離れる。
流血のピーターソンに右を打ち込んだロペスは、ヒザ蹴りを入れる。右ストレートをヒットしたピーターソンだが、得意の乱打戦で遅れを取り左ハイを2発顔面に受け動きが落ちる。引き続き右ストレートを当てて、後ろ回し蹴りを見せたロペスに組んだピーターソン。ロペスはケージを背にしてなおヒザを突き上げる。ピーターソンがエルボーからワンツーを打ったところで初回が終わった。
2R、前に出るピーターソンを左ジャブで止めるロペス。ピーターソンは右ストレートとミドルを当てるも、飛びヒザを顔面に受ける。そのままテイクダウンに成功したピーターソンだがすぐに立たれ、その後もバックに回ることができない。ハイクロッチでテイクダウンしたピーターソンがバックを狙うと、ロペスは自ら背中をマットにつける。
ピーターソンはハーフから肩固め&パスを狙い、エルボーに切り替える。パスに成功し、エルボーを続けたピーターソンはトップを取った状態でラウンド終了を迎えた。
3R、シングルレッグに出たピーターソンがバックを伺う。離れたロペスは左ミドル、ピーターソンは右を当てて前に出る。回ったロペスと追いかけるピーターソンがジャブを打ち合う。ロペスが右ストレートをヒットさせ、飛びヒザでピーターソンの体が揺れる。それでも左ジャブから左ハイを放つピーターソンはスイッチして左ハイ。オーソに戻して左ハイから組んでいく。
ケージにロペスを押し込み、ワンツーからダブルもテイクダウンを奪えないピーターソン。離れたロペスにミドルを蹴ったピーターソンに対し、ロペスは最後に飛びヒザを繰り出した。
ダナ・ホワイトも立ち上がって拍手を送ったイコールファイトは、スプリット判定となりロペスの右手が挙げられた。