【UFC】AbemaTVで2週連続、UFCチャンネル開設からの――教えて、ケンジ君!! 「ストラッサーへの期待」
【写真】かつて練習経験がある大沢氏のストラッサー感とは(C)MMAPLANET
Bellator、Road FC、パンクラス、修斗などMMA中継を行うインターネットテレビ局=AbemaTVが、10日(土)&11日(日)、17日(土)&18日(日)と2週に渡り「48 時間限定 UFC チャンネル」を開設する。
その第1週はヘビー級ベストバウトを一挙放送。PRIDE時代のエメリヤーエンコ・ヒョードル×ミルコ・クロコップから、現UFC世界王者スタイプ・ミオシッチ特集まで――様々な角度から世界最高峰&最重量の歴史を振り返りに加え、UFN110=ニュージーランド大会のプレリミファイトのライブ中継も行われる。
MMAPLANETでは2週に渡るUFC特番に関して、その見どころをAbemaTVが誇るMMA水先案内人=和術慧舟會Hearts代表の大沢ケンジ氏に尋ねた。第2回目はUFN110のプレリミ戦に出場し、ザク・オットーと対戦するストラッサー起一とは、どのようなファイターなのかを尋ねた。
大沢ケンジ
「ストラッサー選手とは一緒に練習をしたことがあります。その頃から『本番に強いタイプだな』と感じていました。いわゆる格闘技のバックボーンはなくて、スケートボードをやっていて20歳代になってからMMAに転向した変わり種なんです。細かいことを色々と考えていますよね。
試合に関して、長所はとにかく退かないこと。日本人ファイターは打ち合いの中で下がりがちだけど彼にはそれがない。打撃も組みもそこまで強いわけではないのに、『退かない気持ち』がある。久しぶりの試合でも、その退かないという部分がまだやれるのか、すごく楽しみです。
持っている武器は凄くないけど気持ちを相手にぶつけ続ける、相手は何かあるのかと怯えて下がってしまう。そういう──魂を見せる試合をやってのけるのではないかと思います。
誰でもできそうで、でも実際はできないことがやれる選手。不器用で物事がうまくいかない人も、この試合を見て頑張れるような気持ちになれる。そんな試合を期待したいですね」
「48 時間限定 UFC チャンネル」放送概要
◆6月10 日
10 時〜目を覚ませ!「高山 VS ドン・フライ」3連発リピート
12 時〜知ってる? 今超注目のファイター「ガヌー」特集
午後 2 時〜UFC に「ヤバい試合送って」って言ったら 届いたヘビー級ベストバウト
午後 8 時〜人類最強決定戦!ヘビー級タイトルマッチ 10 連発
◆6月11日
午前 8 時〜 UFC ニュージーランド大会プレリム(ストラッサー起一出場)/生放送
午後 6 時〜 現王者ミオシッチ特集
午後 8 時半頃〜 お約束!コナー・マクレガー特集
◆その他 放送予定の試合
UFC187 アンドレイ・オルロフスキー vs トラヴィス・ブラウン
UFC102 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs ランディ・クートゥア
UFC160 ジュニオール・ドスサントス vs マーク・ハント
UFC on FOX13 ジュニオール・ドス・サントス vs スタイプ・ミオシッチ
UFC on FOX1 ジュニオール・ドスサントス vs ケイン・ヴェラスケス
PRIDE ヘビー級タイトルマッチ ヒョードル vs クロコップ
PRIDE 男祭り 2004 ヒョードル vs アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
PRIDE 21 ドン・フライ vs 高山善廣
UFC Fight Night 52 マーク・ハント vs ロイ・ネルソン
UFC Fight Night 33 マーク・ハント vs アントニオ・シウバ
UFC on Fuel TV 8 マーク・ハント vs ステファン・シュトルーフ
UFC 116 ブロック・レスナー vs シェイン・カーウィン
UFC Fight Night 105 デリック・ルイス vs トラヴィス・ブラウン
■ UFN110対戦カード
<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス(米国)
マーク・ハント(ニュージーランド)
<ミドル級/5分5R>
デレック・ブルンゾン(米国)
ダニエル・ケリー(豪州)
<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
ベン・ウェン(米国)
<フライ級/5分3R>
ジョン・モラガ(米国)
アシュカン・モクタリアン(豪州)
<ライト級/5分3R>
ロス・ピアソン(英国)
ダニエル・フッカー(ニュージーランド)
<ライト級/5分3R>
ビンチ・ピチェル(米国)
ダミアン・ブラウン(豪州)
<ライトヘビー級/5分3R>
エンヒッキ・ダ・シウバ(ブラジル)
イオン・クテレバ(モルドバ)
<フェザー級/5分3R>
アレキサンダー・ヴォルカノフスキー(豪州)
廣田瑞人(日本)
<ライト級/5分3R>
チバウト・グーチ(フランス)
キム・ドンヒョン(韓国)
<ウェルター級/5分3R>
ルーク・ジュモー(ニュージーランド)
ドミニク・スティール(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ザク・オットー(米国)
ストラッサー起一(日本)
<女子ストロー級/5分3R>
JJ・アルドリッチ(米国)
ジョン・チャンミ