【Grachan29】インディーMMA界の鬼才対決、大澤茂樹×阪本洋平=Grachanフェザー級選手権試合
【写真】両者の能力、可能性の一端が明らかとなるフェザー級選手権試合(C)MMAPLANET
14日(日)、東京都江東区のディファ有明でGrachan29が開催され、メインではGrachanフェザー級選手権試合が組まれ、チャンピオン大澤茂樹に阪本洋平が挑戦する。
昨年5月に宇良健吾を62秒でTKO勝ちした直後に、フェザー級転向を宣言。10月の大澤が原井徹を相手に王座防衛戦に成功した直後に、ケージに上がった坂本が挑戦を表明した。
強い相手としか戦いたくない、トレーニングジャンキーとも呼ばれる阪本は独特の感性の持ち主で、「失礼な言い方ですけど、大澤と戦いたいわけでなく宇野薫選手に勝っている実勢を喰いたいんです。そして、自分の素が一番出るだろう高谷裕之選手と戦い」と言ってはばからない。
一方、大澤は誰とでも戦うという姿勢を崩さないファイター。そんなGrachanにとって大一番でありながら、阪本は練習に専念したいと都内で行われる予定だった会見への出席を拒否し、会見自体がなくなってしまったという話も伝わってくる。
間違いなくGrachanにおける最高峰になるべき一番、テイクダウン能力の高さは抜群の王者に対し、阪本はテイクダウンに入らせないアッパーや、決して弱くない組み力を武器&フェイクとしリズムを掴むことができるか。大澤も大一番を前に、スタミナ面も含め万全の態勢を整えて来ることが予想される。
そして、疲れたようでも疲れ切らない──、攻めてから休むという往年のアメリカン・レスラーのような戦い方もできる大澤。阪本が想定する強さをチャンピオンが上回った時、チャレンジャーの真価が問われる一戦。逆をいえば、底が見えない大澤のアビリティが明らかとなる王座防衛戦といえるだろう。インディMMA界の鬼才対決、要注目だ。
■ Grachan29対戦カード
<ウェルター級/5分2R>
長谷川拓也(日本)
堀越拓実(日本)
<ウェルター級/5分2R>
佐々木克義(日本)
鈴木増し増し(韓国)
<キック66.5キロ以下級/3分3R>
上路善歩(日本)
高橋孝徳(日本)
<フライ級/5分2R>
佐々木洋(日本)
岡村高至(日本)
<キック66.5キロ以下級/3分3R>
木口大輔(日本)
山本征敏(日本)
<フライ級/5分2R>
植木新(日本)
中嶋悠真(日本)
<フェザー級/5分2R>
原井徹(日本)
加藤貴大(日本)
<バンタム級/5分2R>
中村謙作(日本)
宇宙人(日本)
<Grachanフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] 大澤茂樹(日本)
[挑戦者] 阪本洋平(日本)
<Grachanフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] 佐々木郁矢(日本)
[挑戦者] 堀友彦(日本)
<バンタム級/5分2R>
東修平(日本)
斎藤洋二(日本)
<フェザー級/5分2R>
阿仁鬼(日本)
伊藤空也(日本)
<ライトヘビー級/5分2R>
ジョシュア・ロビンソン(米国)
ヨコヤ・マクレガー(日本)
<バンタム級/5分2R>
米山千隼(日本)
北島克矢(日本)
<キック57キロ以下級/3分3R>
進人(日本)
村田将一(日本)
<フェザー級/5分2R>
咲田ケイジ(日本)
新名正啓(日本)
<バンタム級/5分2R>
平田純一(日本)
ライダーHIRO(日本)
<ライト級/5分2R>
小林拓伍(日本)
井沢朋紀(日本)
<バンタム級/5分2R>
小林亮太(日本)
KENJI(日本)