【DEEP90】3年4カ月振りの小見川パイセン復帰大会、大澤茂樹、渡辺修斗&伊藤裕樹の新顔トリオに注目!!
【写真】パイセンはケージで、どのような闘志を見せることができるか (C)MMAPLANET
6月29日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 90 IMPACTの対戦カードの発表が続き、マッチアップが固まってきているのでここでまとめておきたい。
ウェルター級の悠太✖佐藤洋一郎、女子マッチ=しなしさとこ✖マドレーヌ、宮崎直人✖大原樹里のライト級戦などに続き、16日(木)にはフライ級暫定王座決定戦=柴田MONKEY有哉と神龍誠の一戦、小見川道大のMMA復帰戦=✖オーロラ☆ユーキ戦、そしてバンタム級の石司晃一✖阿部路人戦が発表されていた同大会。
続いて24日(金)にフェザー級で大澤茂樹✖横山恭介、さらに渡部修斗と小林博幸のマッチアップが明らかとなり、本日28日(火)にミドル級チャンピオン水野竜也が中井光義と、また中山ハルキが引退を賭けて伊藤裕樹と対戦するフライ級戦が発表された。
43歳になった小見川は2016年2月のWSOF-GC02におけるテディ・バイオレット戦以来、実に3年4カ月振りのMMA復帰となる。この間、グランドスラムで練習は続けてはいたが、小見川道場での指導もありMMAで戦うだけ詰めたトレーニングはできないということで道着着用の巌流島やQuintetでグラップリングマッチを戦ってきた。その小見川パイセンが、ついにケージに足を踏み入れる。対戦相手は3月のDEEP88でフランスのシェルナンド・ラジッドに判定負けを喫し連勝が2で止まったオーロラ☆ユーキだ。決して残された時間は多くないなかで、どのような想いでまたどれだけの継続的な活動を視野にいれての小見川のMMA復帰となるのか──その仕上がり具合で明らかとなろう。
後楽園ホール大会レギュラーといっても過言でない、オーロラ☆ユーキの実弟・大原樹里は長倉立尚、濱村健を連覇し宮崎との戦いを実現させた。大原にとって、今回の宮崎戦はタイトルに絡む位置で戦うために最大の機会が巡ってきた一戦といえる。
Grachanが契約解除した大澤のDEEPとFighting NEXUS初代バンタム級チャンピオン渡部のDEEP初出場。中山が引退を賭けて戦うのは、日曜日の名古屋大会=公武堂ファイトのメインで15秒、TKO勝ちを収めたばかりの伊藤だ。
昨年11月にOutsider王者からROAD FCに進出し、キム・テキュンを1Rでパウンドアウト。そして2日前の名古屋大会における秒殺からDEEP後楽園ホール大会へ進出となった伊藤。大澤&渡辺、そして伊藤の新顔トリオの参戦も非常に楽しみだ。