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【UFN108】スティーヴィー・レイがジョー・ローゾン越え……だけども……

<ライト級/5分3R>
スティーヴィー・レイ(英国)
Def.2-0:28-27.29-27.28-28
ジョー・ローゾン(米国)

レイはサウスポーの構えから左ロー、左前蹴りへ。これをキャッチしたローゾンがテイク弾を奪う、立ち上がり際にヒザ蹴りを突き上げる。オクタゴン中央で組み合いからローゾンがボディロックでテイクダウン。レイは50/50から足関節、さらにスイープを狙うもローゾンがバックを制して両足をフックする。同時にRNCに入っていたが、マウントに移行してエルボーを落とす。ハーフに戻すとも、ヒジで痛打されるレイは足を取りに行ってパンチを2発落とされる。

パスから再度マウントを取ったローゾン、足を戻したレイにヒジを叩きつけていく。サイドバックでパンチを入れるローゾンは、ガードを取ったレイにエルボーを続ける。ラバーからオモプラッタ狙いを潰してエルボーを思い切り落としたローゾンが、10-8級のビッグラウンドとした。

2R、「ボクシングで勝負しろ。もうキックはするな」という指示を受けたレイだが、右を打たれ体が揺れる。首相撲からヒザ蹴り、ヒジを狙ったレイが離れると左ボディフックを入れる。レイは右エルボーから左フック、さらに左フックを振るっていく。と、ローゾンはシングルレッグへ。離れたレイが左を2発当て、引き続き左フックから右ボディフックを打ち込む。

レイはフックに続き、左右のエルボーを入れるもここで左ミドルを蹴ってテイクダウンを取られてしまう。クローズドガードの中から右エルボーを落とし、ガードが割れると足を抜いていくローゾン。ヒールフック狙いのレイに体を起こしたローゾン、ここで2ラウンドがタイムアップに。

最終回、左右のフックからヒザ蹴り、エルボーを繰り出すレイ。ローゾンは左ハイをブロックして右を伸ばす。逆転にはフィニッシュしかないレイは左右のエルボーを連打し、テイクダウン狙いを切る。ローゾンは右ストレートを当てて、ヒジ打ちを繰り出すレイに組みつく。ケージに押し込み、エルボーを頭部に受けながらもシングルに成功したローゾンは、キムラクラッチを切り返してトップを奪取する。

ガードからエルボーを打ち込むレイだが、これでは逆転はない。左腕を差して立ちがったレイはヒザ蹴り&ヒジ打ちも、力が感じられない。それでも左ミドルか左のフックを入れたレイが、フックの連打でローゾンを追い込む。残り20秒、左ストレート、右フックを打ち込むレイがヒザ蹴り、動きの止まったローゾンに猛攻を仕掛ける。何とか立ち続けたローゾンだったが、この回は2Pを失う可能性がある。

それでも2R分のリードがあったローゾンの勝利は濃厚──と思いきや、なんとジャッジの裁定は2-0でレイに凱歌が挙がった。スタンドの打撃の効果点が跳ねあがってしまったようだ。「ジョーは本当にウォリアーだよ。去年、ビザのトラブルがあって米国で戦えなかったけど、皆に試合が喜んでもらえればと……」とレイは語った。


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