【RFC37】フライ級トップ=アラテン・ヘイリと対戦する朝倉海 「強い選手。でも、やりたいことをやれば」
【写真】計量前、しっかりと防寒をしていた朝倉 (C)MMAPLANET
11日(土・現地時間)、韓国ソウルのグランドヒルトン・コンペンションセンターで開催されるROAD FC37=初のオール女子大会Road FC XX。同大会と併催されるYoung Gun32で、朝倉海がアラテン・ヘイリと対戦する。
昨年7月の中国フーナン大会でリウ・シャオヤンを113秒RNCで下した浅倉が、7カ月振りの試合で中国フライ級ナンバーワンといっても過言でないヘイリと対戦。根津に続き、計量前に浅倉の話を訊いた。
──計量前の大変な時にスイマセン。
「いえ、宜しくお願いします。喉がカラッカラで呂律が回るかわかんないですけど(笑)。昨日の夕方ぐらいにこっちに来て、部屋でゆっくりして、夜から少しずつ減量をしてきました」
──水抜きはされたのですか。
「ハイ。ある程度、最後の水抜きは3キロくらいまで日本で落としてきて、今はもう水抜きも終わって、なんとか調整できました」
──そのようなタイミングでインタビューを受けていただき、ほんとうにありがとうございます。
「でも前回の中国大会の時に環境が凄く悪くて苦戦したんですけど、今回はホテルも良くて水抜きもスムーズでした。中国と韓国は全然違います。ホテルもそうですし、韓国の方が良いです(笑)」
──今回はお兄さんの未来選手も一緒に参戦ですね。
「はい、いつも二人で練習しています」
──では対戦相手のアラテン・ヘイリの印象は?
「映像も結構見ました。前回の試合で挑戦者決定戦で前チャンピオンのチョ・ナムジン選手とドローになった選手なので、実績もあって強い選手だと思うんですけど、自分のやりたいことをやれば全然問題ないかなという感じですね」
──どのような試合展開に持ち込みたいですか。
「それは、もちろんKOですよ。1Rで倒したいですね。1RからKOだけ狙ってガンガン攻めて、アグレッシブな試合をしたいです。相手も結構アグレッシブな選手なんで、噛み合うかなと。間違いなく面白い試合になると思います」
──前回の試合からは少し期間がありましたがどのように過ごされましたか。
「変わらずにずっと追い込んで、いつでも試合をできる状態に作っていました。早くロードFCのベルトが欲しいんで、強い相手とやるために期間を空けて待っていたら、このチャンスが巡ってきたのでしっかり準備してあります。
ロードFCのベルトは価値があると思うので、アウトサイダーからロードFCのチャンピオンになったら凄いんじゃないかなと」
──今回の試合に向けて新しく取り組んだことなどありますか。
「レスリングですね。打撃は元々自信があるので、特にレスリングの練習をして強化してきました」
──では最後にファンへ一言お願いします。
「今まで打撃しか見せてこなかったので、今回は全て出し切って最終的にはKOしたいと思うんで、楽しみにしていてください」
■Road FC37=Road FC XX01対戦カード
<女子フライ級/5分3R>
ライカ(日本)
カン・ジンヒ(韓国)
<女子46.5キロ契約/5分3R>
しなしさとこ(日本)
イ・イェジ(韓国)
<女子アトム級/5分2R>
パク・ジョンウン(韓国)
パク・ナヨン(フィリピン)
<女子アトム級/5分2R>
華DATE(日本)
イム・ソヒ(韓国)
<女子ストロー級/5分2R>
藤野恵美(日本)
ナタリア・デニソヴァ(ロシア)
<女子ストロー級/5分2R>
原田志保(日本)
シム・ユリ(韓国)
<女子50キロ契約/5分2R>
ホン・ユンハ(韓国)
ワン・シャンジ(中国)
■Young Guns 32 対戦カード
<バンタム級/5分3R>
根津優太(日本)
ジャン・イクファン(韓国)
<フライ級/5分2R>
朝倉海(日本)
アラテン・ヘイリ(中国)
<ミドル級/5分2R>
ジョン・ヨンジュン(韓国)
キム・ジュウォン(韓国)
<フェザー級/5分2R>
シン・スンミン(韓国)
ヤン・ジュンカイ(中国)
<フェザー級/5分2R>
朝倉未来(日本)
オ・ドゥソク(韓国)
<フライ級/5分2R>
キム・テギュン(韓国)
ワン・デユ(中国)
<フライ級/5分2R>
コ・ギウォン(韓国)
ユン・ホヨン(韓国)
<ミドル級/5分2R>
チェ・インヨン(韓国)
イム・ドンファン(韓国)