【Shooto】4/23舞浜=宇野薫、17年振りの修斗世界戦=×斎藤裕。猿田×箕輪の危ないファイトも
【写真】MMAとして勝つ術をデビュー前から叩き込まれている世代を代表する箕輪が、トップコンテンダーの猿田とどのような戦いを見せるか(C)MMAPLANET
25日(土)、サステインより前日=24日(金)の渋谷TSUTAYA O-EADT大会内で発表された4月23日(日)=舞浜アンフィシアター大会の決定対戦カードが改めてリリースされた。
メインは修斗世界フェザー級選手権試合、VTJ&ノンタイトル戦と連敗中の世界チャンピオン斎藤裕に、日本MMA界のパイオニア宇野薫が挑戦する。宇野が修斗の世界戦を戦うのは2000年12月以来、実に16年5カ月振りのこととなる。またMMAを戦うのも1年振りとなる宇野に対し、王者・斎藤はISAO、そして1月29日にマイク・グランディに敗れ、ここでベテランに遅れを取るようだと世界の舞台への道は完全に閉ざされる──非常にシビアな王座初防衛戦となる。
田丸匠、覇彌斗、青井人と若いシューターの世代越えが話題の修斗のケージにあって、昨年の新人王MVPの箕輪ひろばが猿田洋祐と対戦する。猿田は1月大会で猿丸ジュンジと世界ストロー級挑戦者決定戦でドローだったばかり、田丸の漆谷康宏、覇彌斗の前田吉朗、青井が倒した児山佳宏らとはジェネレーションが違う29歳のファイター。5勝0敗の箕輪だが、扇久保博正、鈴木隼人、マモル、清水俊一、菅原雅顕、神酒龍一という錚々たる選手とキャリアを重ね、13勝7敗3分という戦績を残す猿田はこれからピークを目指すファイターだ。
その試合展開によっては世代間闘争が無謀なマッチメイクと見なされない分だけ、要注目のファイトといえるだろう。この他、元祖新人類の澤田龍人が木内崇雅と対戦、小谷直之の修斗初出場=福本よう一のベテラン対決などが組まれている舞浜大会、メモリアルなイベントになること間違いない。