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【RFC14】手塚基伸×キム・スーチョル、野地竜太も出場

Kim Soo-Chul vs  Tezuka

【写真】アラン・ヤマニワ、佐藤将光、大塚隆史、釜谷真、田村一聖とRFCのバンタム級戦線では5連敗中の日本勢。キム・スーチョルを相手に手塚基伸がこの流れを断ち切ることができるか (C)MMAPLANET

24日(木・現地時間)、RFCより2月9日(土・日)に韓国ソウルのソウル・オリンピックホールで開催されるRFC14の追加カードが2試合発表された。RFC初代フェザー級王座決定戦クォン・ベヨン×チェ・ムギョム、久米鷹介×エドゥアウド・シモエス、山上幹臣×チョ・ナムジン戦が発表されている同大会、2つの追加カードはとも日本人絡みだ。

まずは手塚基伸がRFCデビュー戦を、前OFC世界バンタム級王者キム・スーチョルと行うバンタム級戦。手塚はVTJの根津優太戦、キム・スーチョルはOFCのビビアーノ・フェルナンデス戦からの復帰戦となる。手塚は独特の組技を持つグラップリング主体のファイターで、チーム・パシで出稽古を行ったこともあり、韓国の成長を肌で知っている。

一方、スーチョルは強力の打撃の持ち主で、レスリング対策でも非常に成長のあとが伺える22歳の若い選手だ。RFCジョン・ムンヒョン代表率いるチーム・フォース所属のキム・スーチョルは母国での試合に関し、「海外の方がプレッシャーも少なく、イベントの手伝いをする必要もないので気楽。でも、RFCでまた戦うことを決めたし、自分よりも強い韓国人選手とも戦っていかなければならない」と語っている。

手塚のグラップリング能力の高さも十分に認めており、互いが如何に自分のフィールドで戦うことができるか。あるいは苦手とされる分野を如何に克服しているかが鍵となる。4日のUFCを軸に考えると、清水俊一に勝っている手塚と、レアンドロ・イッサに勝っている(※1勝1敗)キム・スーチョルという見方も成り立つ。日韓とども、一番の層を誇るといっても過言でないバンタム級だけに、連敗は許されないファイトとなる。

今回発表されたもう一つの試合は野地竜太とキム・ネチョルのライトヘビー級戦だ。日本勢が総崩れとなった昨年6月のウォンジュ大会でキム・ジフンをTKOで破っている野地。元IKF世界王者という肩書を持つキックボクシング出身のキム・ネチョルを相手に、求められているのは一点、前回のような激しい乱打戦であることは間違いない。これでメインカード5試合が発表されたRFC14だが、通常ナンバーシリーズでは6試合のメインカードが組まれることが多いだけに、他の面子の発表は近日中になされる可能性が高い。

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