【UFC202】計量終了 マクレガー「殺せる時に殺しておくべきだった」×ネイト「もう一度、殺ってやる」
19日(金・現地時間)、明日20日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC202「Diaz vs McGregor2」のパブリック計量が行われた。
既に午前8時(同)に公式計量を済ませている選手たち、メインに登場するコナー・マクレガーとネイト・ディアスの両者は、まずマクレガーが大歓声に迎えられステージへ。アイリッシュ・ファンのサポートソングを前に、思い切りシャウトしてガッツポーズ。ネイト・ディアスがフェイスオフで右ジャブを出す素振りを見せると、一気にパブ計量の舞台は混乱に陥る。
マクレガーは「殺せるとき時に、俺を殺しておくべきだったんだ。お前のチーム全体を殺ってやる」と叫び、ネイトは「アイツはもう前の試合で殺されているんだ。もう一度、殺してやるよ。マザーファッカー」と呼応した。
水垣偉弥も従来の公開計量(=本番)よりも余裕のある表情を見せて計量台でポーズ。対戦相手のコディー・ガーブラントにファイスオフの際に「お前はタイトルマッチの踏み台だ」と呟かれ、ウンウンと頷きながらも水抜き終了直後とは違い、その目に闘志が宿っていた。
またイム・ヒュンギュと対戦するマイク・ペリーが、握手の手をサッと引いて何やら叫び声を挙げながらファイティングポーズを取ると、ダナ・ホワイトやジョー・シルバ、ショーン・シェルビーとともにイム・ヒョンギュも苦笑い。笑顔で握手をかわすカウボーイ・セラーニとリック・ストーリー、非常に冷静なアンソニー・ジョンソンとグローバー・テイシェイラ。パブリック計量への向かい方も様々だった。
■ UFC202 計量結果
<ウェルター級/5分5R>
ネイト・ディアス:170.5ポンド(77.34キロ)
コナー・マクレガー:168ポンド(76.20キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・ジョンソン:205.5ポンド(93.21キロ)
グローバー・テイシェイラ:205.5ポンド(93.21キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ:170ポンド(77.11キロ)
リック・ストーリー:171ポンド(77.57キロ)
<ウェルター級/5分3R>
イム・ヒュンギュ:171ポンド(77.57キロ)
マイク・ペリー:169ポンド(76.66キロ)
<ウェルター級/5分3R>
サバウ・ホマシ:170.5ポンド(77.34キロ)
ティム・ミーンズ:171ポンド(77.57キロ)
<バンタム級/5分3R>
コディー・ガーブラント:136ポンド(61.69キロ)
水垣偉弥:136ポンド(61.69キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
ラケル・ペニントン:135.5ポンド(61.46キロ)
エリザベス・フィリップス:134ポンド(60.78キロ)
<フェザー級/5分3R>
クリス・アヴィラ:146ポンド(66.23キロ)
アルテム・ロボフ:144.5ポンド(65.55キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
コートニー・ケイシー:116ポンド(52.62キロ)
ランダ・マルコス:116ポンド(52.62キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン:170.75ポンド(77.45キロ)
ニール・マグニ―:171ポンド(77.57キロ)
<ウェルター級/5分3R>
コルビー・コビントン:171ポンド(77.57キロ)
マックス・グリフィン:170.5ポンド(77.34キロ)
<ウェルター級/5分3R>
アルベウト・ウダ:185.5ポンド(84.14キロ)
マーヴィン・ヴェットーリ:185.5ポンド(84.14キロ)