【InvictaFC19】ロクサン・モダフェリ、ついにベルトへ。男前・浜崎朱加はさらなる高みを目指す防衛戦
【写真】見る者も幸せにするロクサンがついにベルトに手を掛ける。そして、男前・浜崎はUFC参戦を目指し、インヴィクタのアトム級でどのような試合が必要になるかを理解し抜いたうえでの防衛戦となる (C) MMAPLANET
17日(水・現地時間)、Invicta FCより9月23日(金・現地時間)にミズーリ州カンザスシティのスコティッシュライト・テンプルでInvicta FC19が開催されロクサン・モダフェリとジェニファー・マイアの間でInvicta FC暫定女子世界フライ級王座決定戦、そして浜崎朱加がジン・ユ・フレイを相手にInvicta FC女子世界アトム級王座防衛戦を行うことが発表された。
実はこの2試合、インヴィクタのなかでは既に実現は規定路線で開催地がカンザスシティになるか、カリフォルニア、あるいはラスベガスかということが定まらず正式発表がずれ込んでいた。ロクサンが暫定王座奪取を目指すフライ級は、正規王者バーン・ホンチャックが一昨年11月から防衛戦を行っておらず、彼女自身はストロー級に体重を落としてUFC参戦をも目論んでいるという話も伝わってくる。
4連勝中のマイアと連勝中のロクサン。打撃を捌いて近距離のパンチ、ヒザを得意とするマイアに対し、ロクサンの伸びている打撃が如何に彼女の持ち味であるグラップリングの部分に優位性を与えるかが勝敗の鍵を握ってくるだろう。ハッピーウォリアーがハッピィエストウォリアーになれるか、注目したい。
3月のアンバー・ブラウン戦以来、2度目の王座防衛戦となる浜崎。対するジ・ユ・フレイは浜崎が接戦を制して王座を奪った相手──エリカ・チブルシオを自分の距離で戦い抜き、ほぼ打撃一辺倒の試合で勝利している。キャリア5勝1敗で、ほとんどストライキング一辺倒で勝ち星を重ねてきた。つまりは打撃で距離をコントロールすることに長けているファイターといえる。浜崎としては、フレイの制空権に入りテイクダウンから得意の極めを狙うのがまず順当だ。フレイのスクランブル能力、そして浜崎の抑え、ポジショニングの進化に要注目の一戦といえる。