【PXC52】村元、V.V mei、アラン・ボドウが日本から出場。ブラダ・クーパーの息子も初参戦(※訂正)
【写真】村元、ボドウ、V.V meiらが日本から出場する(C)MMAPLANET
12日(金・現地時間)、PXCより3月18日(金・同)にグアムのUOGカルボ・フィールド・ハウスで開催されるPXC52のラインナップが一挙に発表された。
メインは前回大会PXC51で新王者クァク・グァンホが誕生したバンタム級戦線で、PXC初陣となるジャレマイア・ラビアーノがトレヴィン・ジョーンズと対戦。ラビアーノは昨年12月のベラトールで、PXCフライ級戦線トップのアルヴィン・カクダックを破っており、アジア太平洋地域に乗り込んでくることとなった。
セミは日本のマッハ道場所属のフランス人ファイター、アラン・ボドウが出場しロケ・マルチネスとの戦いに臨む。HEAT総合ルール・ヘビー級王者もこれがアジア太平洋の大会、初陣となる。
※対戦カードからボドウの名が外れ、OBANという名に変更された
日本からはボドウ以外にV.V meiが1年11カ月振りにPXC出場。これまで2度の参戦では苦杯を飲んでおり、初勝利を期してテサ・シンプソンと戦う。また昨年12月にシェーン・アルバレスとのタフマッチで勝利し、PXC初参戦で白星を挙げている村元友太郎が2度目のグアムで、ジョシュ・アルバレスと戦うことも決まった。前回対戦のアルバレスは11勝2敗、PXC4勝1敗という格上の相手だったが、今回のアルバレスもまた戦績13勝7敗ながらONE参戦経験もあり、キャリア3勝1敗の村元はまたも自身よりも経験値の高いファイターと戦うことになった。それが前回の勝利で得たゲインと捉えることができる。
日本から出場選手以外で要注目はクリサント・ピットピットンゲ×カイ・カラフランス。元バンタム級王者ピットピットンゲと、カラフランスの一戦は激しい打ち合いになること間違いない。この他、ライト級でタイロン・ジョーンズと対戦するレイ・クーパーJrは往年のハワイMMA界のエース、レイ・クーパーの息子。父親譲りのハードパンチャーで戦績は8勝3敗、本名はレイ・クーパー3世だ。父レイ・クーパーは今から16年以上前の1999年11月にグアムで行われたSuper Brawl14で豪州のクリス・カービーを94秒でKOしている。まるで時空を超えたような親子参戦、古くからのMMAファンにとっては非常に興味深い、新レイ・ブラダボーイ・クーパーのPXC出場といえる。
※対戦カードはレイ・クーパーJrとなっているが、本来父親のレイ・クーパーの実名がレイ・クーパーJrで、今大会に出場するのはJrの息子のレイ・クーパーIII(3世)であることを、モニカ夫人に確認。
■PXC52対戦カード
<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)
ジャレマイア・ラビアーノ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ロケ・マルチネス(グアム)
アラン・ボドウ(フランス)
<フェザー級/5分3R>
カイル・レジェス(グアム)
ローリー・オコネル(豪州)
<ライト級/5分3R>
タイロン・ジョーンズ(グアム)
レイ・クーパーJr(米国)
<フライ級/5分3R>
クリサント・ピットピットンゲ(フィリピン)
カイ・カラフランス(ニュージーランド)
<女子アトム級/5分3R>
テサ・シンプソン(グアム)
V.V mei(日本)
<バンタム級/5分3R>
エミリオ・ウルティア(米国)
シェーン・アルバレス(北マリアナ諸島)
<フライ級/5分3R>
ジョシュ・アルバレス(グアム)
村元友太郎(日本)
<フライ級/5分3R>
スコット・イクラヴェア(グアム)
ジョーダン・マングロナ(北マリアナ諸島)
<フェザー級/5分3R>
ロビン・イクラヴェア(グアム)
ホゼ・ラミレス(グアム)