【on this day in】4月02日──2005年
【写真】JZ・カバウカンチが修斗の王者になっていたことは、いったいどれだけのファンが知っているだろうか (C)HOOKnSHOOT
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@インディアナ州エヴァンズビル、メモリアル・コロシアム
「修斗には環太平洋、欧州、南米という地区王座が存在する。以前は環太平洋と欧州に米大陸王座が存在していた。その米大陸王座に初めて就いたファイターは、JZ・カバウカンチだった。ペドロ・サワー門下、北米軽量級創世記に活躍した一人=ヘンリー・マタモロスを破り、ウェルター級(※70キロ)チャンピオンに輝いている。この王座はAmericasと英語では表記され、南米と北米の統一王座として認定されていた。JZがチャンピオンになった月のランキングでは1位にアーロン・ライリー、8位にルシアーノ・アゼベド、10位のパート・バラジャンスキーらがランクインしていた。ちなみにフェザー級(60キロ)では2位がジョゼ・アルド、3位がミゲール・トーレス、ライト級(65キロ)だと、1位にアントニオ・カルバーリョ、2位ジェフ・カーラン、5位はマルロン・サンドロ、ミドル級(76キロ)には1位がジェイク・シールズ、2位=クリス・ライトル、6位はチアゴ・アウベス、ライトヘビー級(※84キロ)は4位がジョン・フィッチ、5位にイヴァン・バッチマンがランクされている。このうち、プロ修斗に来日した選手はJZ、カルバーリョ、ジェイク・シールズの2人だけ。実にこの前年にプロ修の海外公式戦の開催国は11か国に及んでいる。修斗公式戦を開いていたHOOKnSHOOTを始め、アイアンハートクラウン、修斗ブラジルの各イベントは今でいうRFAやLegacy FCなど足元にも及ばない最高のフィーダーショーだったのだ」
on this day in──記者生活20年を終えた当サイト主管・髙島学がいわゆる、今日、何が起こったのか的に過去を振り返るコラム。自ら足を運んだ取材、アンカーとして執筆したレポートから思い出のワンシーンを抜粋してお届けします。