【TTF Challenge04】古間木と対戦、服部賢大<02> 「代表を引退させた舞台、勝ちたいです」
【写真】KODO代表の志を継ぎ、TTFCに臨む服部賢大(C)MMAPLANET
5日(日)、東京都八王子市のエスフォルタアリーナ八王子で開催されるTTF CHALLENGE 04で古間木崇宏と対戦する服部賢大インタビュー後編。
東京で戦うこと、師KODOにとって最後の舞台に上がることについて語ってくれた。
<服部賢大インタビューPart.01はコチラから>
――修斗の練習を始めた頃から、寝技に付き合うのではなく立つことを頭に入れていたのですか。
「そうですね。背中をつけず、寝かされたら立つことを考えてきました」
――背中はマットにつけたくない?
「そうですね。最終的には全部ができる選手になりたいですけど、今はそのスタイルです。基本、修斗を始めた時から背中はつけずに転がされたら立つという練習をしてきました」
――そこは積んできたモノがあると。
「ハイ。それも寝技が得意じゃなかったからですけど……」
――では対戦相手の古間木選手について、どのような印象を持っていますか。
「ガツガツ振ってくる勢いのある選手やと思います。多分、組んで寝かせてこようとするんで、そこを切って自分の好きな打撃でいきたいです」
――ケージになり、コーナーがなくなります。その辺りの対策は?
「自分では戦いやすくなると思っています。相手も足を使える感じではないのでイケると思います」
――東京で試合をするのは?
「初めてです。大阪でしか試合をしたことのない自分を長南さんがオファーしてくれて、ホント嬉しかったです。前に(KODO)代表の試合のときにTTFCに行かせてもらって、出たいって思ったんです。戦いやすい舞台を用意してくださっているという印象があります」
――その師でもあるKODO選手の現役最後の舞台となったTTFCで戦うことについて、どのような想いがありますか。
「言い方は悪いかもしれないですが、代表を現役引退させた大会です。だから、その場で戦うことはデッカイ意味があります。勝ちたいです……」
――KODO選手の分の分も?
「それは……チョットだけあります(笑)」
――東京の選手に対する負けられないというライバル心はありますか。
「それはないです。東京もそうですが……どっちかというと大阪だって身内と思っていない、敵ですし。神戸なんでっ!!」
――出た神戸人特有の選民思想ですね(笑)。自分も分かります。大阪の人も同じ関西人で、東京にいると本当に心が許せる仲間です。でも、自分は神戸の人間やっていう嫌らしい想いが根底にありますね(笑)。
「出身は兵庫って聞かれた、神戸ですって言いますよね(笑)。だから、大阪の大会に出て、大阪の選手には負けられないっていう気持ちの方が今は強いです。東京っていうか、関東で戦うことはまだ実感がわいていないですし」
――ハハハハ。当然のように東京へ行くと、標準語というか東京や横浜の言葉が周囲で聞かれます。
「語尾は確かに気になりますね(笑)。でも、神戸から名前もない僕を呼んでくれた長南さんには本当に感謝しているんで、良い試合をして返したいです」
――TTFCというイベントは、ここで活躍して次の舞台につなげていく場です。今後について、どのようなステップを考えていますか。
「修斗で一応、新人王を取らせてもらいましたけど、自分のなかでは納得いくような試合はできていません。戦績だって修斗で3試合、デビュー戦は失神して負けとうし、勝った試合も塩試合というかギリギリのところで勝って新人王を取らせてもらっただけやし……、今はもっと力をつけて修斗で勝ち続けていきたいです」
――その修斗にケージ化の流れができていることに関して、どのような気持ちでいますか。
「ケージは戦ったことがないので、次の試合で戦ってみてどう感じるのか。でも、興味があるのはケージですね。見た目が恰好良いので。でも、とにかく次の試合で勝って、ちゃんと修斗の新人王やって思ってもらえるような試合をしたいです。ベルトとかまだまだ考えず。今は目の前にいる相手を勝ち続けたいです」
■TTF Challenge 04対戦カード
<フライ級/5分3R>
清水清隆(日本)
中村優作(日本)
<ライト級/5分3R>
石川英司(日本)
中村大介(日本)
<フライ級/5分3R>
小島壮太(日本)
吉田イサヲ(日本)
<バンタム級/5分2R+exR>
古間木崇宏(日本)
服部賢大(日本)
<ウェルター級/5分2R+exR>
TAKASHI(日本)
高橋弘(日本)
<ライト級/5分2R+exR>
新居卓(日本)
マテウス・イリエ・ネキオ(ブラジル)
<フライ級/5分2R+exR>
小宮稔大(日本)
秋葉尉頼(日本)
<バンタム級/5分2R+exR>
柳井康作(日本)
前野辰一(日本)