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【TTFC09】冴える蹴り&拳、拳&蹴りのコンビネーション。後藤丈治が左のカウンターで服部をワンパンKO

【写真】9月の藤井戦の敗北から再起、2021年はさらなる高みを目指して欲しい(C)MMAPLANET

20日(日)、大阪市淀川区のメルパルクホールOSAKAで開催されたTribe Tokyo Fight Challenge 09。上位3試合は修斗公式戦、他5試合はTTFCルールで東西対抗戦が組まれていた。ここでは第6試合、後藤丈治✖服部賢大の一戦の模様をお送りしたい。

<フェザー級/5分3R>30-25
後藤丈治(日本)
Def.1R3分06秒by TKO
服部賢大(日本)

サウスポーに構えた後藤に対し、服部が右ミドルを蹴っていく。さらに左オーバーハンドを振るうと、後藤は左ミドルハイを返す。左のオーバーハンドに呼応した後藤はオーソドックを取り、右ミドルを蹴り合う。

蹴り足をそのまま前方に着地し、サウスポーとして左を狙った後藤だが、服部は相手の動きよりも自らの攻撃に集中するように蹴りを出していく。

後藤はリーチの差を鋭い踏み込みで攻略し、蹴りはブロック、パンチはかわし左から右を伸ばす。服部も、その後藤の左に右ロングを合わせにいき、バランスを崩したところで右ミドルを入れる。

後藤は左ミドルから、左の追い突き、服部の右ミドルをブロックし左を狙う。ローで両両者、スネがぶつかるようなシーンもあり、痛みを伴う打撃戦に。パンチよりやや遠めのレンジで服部は右ミドル、後藤が左ミドルを入れる。

ケージ際に詰められ、腹を蹴られそうになった後藤が走るように間合を取り直すと、服部の右ミドルに左を合わせる。拳を誇示して、負けん気を見せた服部だが、左ロングに右クロス、さらに右にも左を打たれるなど、拳の交換で後藤が優勢に。

パンチから蹴り、蹴りからパンチとどちらのコンビネーションもハマるようになった後藤が、服部の左フックに左ストレートを打ち抜く。腰から崩れた落ちた服部に右のパウンドを見舞った後藤を急ぎレフェリーに止め、TKO勝ちした。


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