【OFC】ジャカルタ大会延期、マニラでアスクレン×サッポ。5月22日にシンガポール大会開催
【写真】昨年8月に奪取したベルトの初防衛戦がフィリピンに決まったベン・アスクレン。これで青木真也のシンガポール大会出場の線が濃くなるか。IGFとのスケジュール調整もきになるところだ(C)MMAPLANET
28日(水・現地時間)、ONE FCより3月13日(金・同)のマレーシアKL大会、4月24日(金・同)のフィリピン・マニラ大会、さらに2月14日のインドネシア・ジャカルタ大会延期の、5月22日(金・同)=シンガポール大会開催と、五月雨式に発表があった。
まず既報の通り、クアラルンプールのスタジアム・プトラでOFC世界フライ級王者アドリアーノ・モライシュに、日本の渋谷莉孔が挑戦。そして、これもメディアで既に既出のフィリピンのMOAアリーナ大会ではOFC世界ウェルター級世界王者ベン・アスクレンにルイス・サッポが挑む一戦が正式発表された。サッポは昨年11月のOFC初陣でバフチヤル・アバソフを左ヒザにより僅か53秒でTKOし、キャリア61勝目(※9敗1分)を挙げているが……。ライアン・フォートやベン・サンダースにベラトールで敗れており、アスクレンの牙城にどこまで迫ることができるのかが注目点となる世界戦といえる。
気になるのは日本勢の出場だが、渋谷以外の出場発表は今回もなく、2月8日(日)にGRANDSLAMに上田将勝が出場、ランボー宏輔は2月11日の修斗でバンタム級次期チャレンジャー決定戦、渡辺健太郎は3月13日のPXCでダレン・ウエノヤマ戦出場が決まっている。今回発表された5月のシンガポール大会、順序的にいえばこのあたりでライト級チャンピオン青木真也の出場を期待したいところだが……。また、2月14日のジャカルタ大会の新たな日程は、後日発表されるそうだ。一部インドネシアでMMAが禁止となるという情報もあったが、同国政府のサイトなど確認する限り、そのようなニュースは発信されておらず、早々の新スケジュールの発表を待ちたい。