【RFC21】チング対決、初防衛戦に臨むチェ・ムギョム「必ずぶつかる相手、ときめきました」
【写真】実力者クォン・ベヨンを倒して初代RFCフェザー級王者になったチェ・ムギョム(C)MMAPLANET
2月1日(日・現地時間)、ソウルのチャンチュン体育館で開催されるRFC21で、自らが持つRFCフェザー級のベルトをソ・ドゥウォンを相手に行うチェ・ムギョム。兄と慕う選手との戦いを前にどのような心境でいるのかを尋ねた。
──1年振りの試合となります。このブランクの要因は?
「怪我などでブランクが空いてしまいましたが、チームの選手をサポートしたり、自分自身もしっかり練習を重ねてきました」
──ソ・ドゥウォン選手とはかなり親しいと聞いています。そして互いの試合前は練習相手になって助け合う仲だとか。
「自分がフェザー級トーナメントに出場した頃から一緒に練習する機会が出来、その後チーム・ワンに何回か出稽古に行かせてもらい、親しくなりました」
──一緒に練習していて、ソ・ドゥウォン選手の一番の長所はどこだと思いますか。
「やはり経験だと思います。MMAではキャリアの浅い選手でも活躍することが出来ますが、やはり経験の豊富な選手ほど、その分強いと思います。そして特に欠点の無い選手ですね」
──ではソ・ドゥウォン選手より、自分の方が上回っていると思う点はどこでしょうか。
「自分が上回っている部分、というよりは試合での集中力には他の選手よりも優っている自信があります。30戦ほどキックボクシングの試合をこなして、試合での緊張感の中に集中を生み出そうと常に努力をし続けてきました」
──そんなソ・ドゥウォン選手と初防衛戦で戦うことを要請された時、率直にどのように思われましたか。
「正直、嬉しかったです。チャンピオンになった瞬間から、ソ・ドゥウォン選手はいつか必ずぶつかる相手だと思っていましたので。本当に嬉しかったですし、ときめきました(笑)」
──以前、『俺がベルトを獲りに行くまで、他の人間に取られるなよ』と言われたことがあるそうですね。改めて、ソ・ドゥウォンとはムギョム選手にとって、どのような存在ですか?
「韓国の格闘技市場で一番影響力があり、成功者でもありますので尊敬しています。後進育成にも励まれ、私たちのような後輩にも良くして頂き、本当に尊敬できるヒョン(兄)ですね」
──ではそのソ・ドゥウォン選手と戦うために練習している現在のパートナーは、主にどのような選手なのでしょうか。
「自分が所属しているMMA STORYの全選手がトレーニングパートナーです。チャ・ジョンファン館長、キム・ウォンギ、キム・ジョンヒョン、キム・ミンウ、キム・ギョンピョ、ホン・ジョンテなど練習、スパーリングパートナーに恵まれています」
──出稽古をしている場所があれば、教えてください。
「今回の試合に向けてはMMA STORYで全て準備を重ねています」
──韓国MMA界は人気が出てきて、独立する選手が目立ってきていますが、いつか自分のジムを持つということは考えていますか。
「私もいつかは指導者になりたいです。ただ今は、最高の選手になることに対する欲が強いので、計画はありません」
──では最後に初防衛戦、どのような試合をしたいのか、豊富をお願いします。
「絶対に勝ちます。負けると考えて、ケージに上がる選手はいません。試合で全てお見せします。ご期待ください」
■RFC21対戦カード
<RFCフェザー級選手権試合/5分3R&延長1R>
[王者]チェ・ムギョム(韓国)
[挑戦者]ソ・ドゥウォン(韓国)
<RFCフライ級暫定王座決定戦/5分3R&延長1R>
ソン・ミンジョン(韓国)
春日井健士(日本)
<バンタム級/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
ヴァグネル・カンポ(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
キム・チャンヒョン(韓国)
佐々木信治(日本)
<女子アトム級/5分2R>
パク・ジヘ(韓国)
入江美憂(日本)
<フェザー級/5分2R>
タイロン・ヘンダーソン(米国)
ホン・ヨンギ(韓国)
<フェザー級/5分2R>
キム・ウォンギ(韓国)
イ・ヒョンソク(韓国)
<ライト級/5分2R>
ジョン・ジェイル(韓国)
キム・ギョンピョ(韓国)
<ライト級/5分2R>
ジャン・デヨン(韓国)
キム・パンス(韓国)
<ウェルター級/5分2R>
藤井章太(日本)
オ・ジェソン(韓国)
<フライ級/5分2R>
ソ・ドンス(韓国)
チェ・ジョンホン(韓国)
<ライト級/5分2R>
キム・ヨハン(韓国)
キム・イサク(韓国)
<バンタム級/5分2R>
ジャン・イクファン(韓国)
パク・ジェソン(韓国)
<フライ級/5分2R>
ユン・ホヨン(韓国)
キム・ジェギョン(韓国)