【写真】何度も仕掛け続けたヒールで、ついにタップを奪ったトノン(C)METAMORIS

＜20分1R＞　
ゲイリー・トノン （米国）
Def.by ヒールフック
ザック・マックスウェル（米国）

両者が並ぶとトノンが一回り大きい。開始直後にトノンがバックに回り込むも、マックスウェルも前方に落としスクランブルからスタンドへ。飛びつき三角を狙ったトノンは、下になってもすぐに上へ。マックスウェルはオモプラッタ、トノンは正面に回り足を取りに。まだ右腕が入ったままのトノン、前方に回転しながら腕を引き抜く。マックスウェルはパスからサイド、さらにマウントへ。腰を押し、腰を振るって体をマウントから逃れたトノンがヒールフックへ。左側へ回るマックスウェルはステージの端付近でトノンの左腕を取って上体を起こしディフェンスを試みる。結局、尻を蹴ってこのピンチを乗り切った。

試合はマット中央で再開となり、マックスウェルがシッティングガードの態勢に。トノンは左腕を取りながら前方回転、そのまま下になってキムラを仕掛ける。回転しながら力を入れたトノンだが、マックスウェルが腕を引き抜く。すかさずヒールとアグレッシブなトノンは、ここでもマット中央で再開になると、前転からキムラへ。マックスウェルが胸を蹴ってアームロックを防ぐ。と、ここでもトノンは即ヒールフック。右足を取られたマックスウェルがバックに回り込む。ヒザ十字のセットアップからヒールに切り替えたトノンに対し、マックスウェルは体を捩じってエスケープ、そのままパスへ。トノンはハーフに戻し、ロックダウン。さらにエレクトリックチェアーからリバーサルに成功する。

エディ・ブラボー・ムーブまで披露したトノンは、ここでもヒールでマックスウェルの右足をキャッチ。ロールできなかったマックスウェルはついにタップ。ノーポイント・ルールだけに下になることを恐れない積極的な仕掛けを続けたトノンが一本勝ちを手にした。

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