【Sambo】2日目、男女で表彰台!! 濱田が金、黒木&荒木が銅メダル獲得
【写真】大会2日目は濱田が金、黒木&荒木が銅と男女で3つのメダルを獲得した日本代表 (C)MMAPLANET
21日(金)、23日(日)まで3日間に渡り千葉県成田市の中台運動公園体育館の行われる2014 World SAMBO Championship Japan(世界サンボ選手権大会)。2日目の昨日は男女合わせて3人のメダリストが誕生した。
女子80キロでは初日の女子60キロの藤村美香に続き、濱田尚里が金メダルに輝く快挙を成し遂げた。1回戦シードの濱田は2回戦、準決勝と腕がらみで勝ち上がり、決勝ではブルガリアのマリア・オリヤシュコワと対戦。力強い組み手から柔道講道館杯3位の実力者ぶりを発揮し、2-1で勝利。日本サンボ界初となる2階級を制することとなった。
また女子52キロ級の黒木美晴は、初戦で女王アンナ・ハリトノワと当たる厳しいトーナメント枠となり、初戦を腕十字で落としてしまう。しかし、そのハリトノワが決勝進出(※結果は王座陥落、準優勝に)を果たしたため敗者復活戦に回り、3位決定戦出場を勝ち取る。そして3決ではモンゴルのサンピル・ソロンゴゲレルの投げを潰して抑え込みで先制し、そのまま逃げ切った。
そして今大会では男子でも57キロ級に出場した荒木将徳が銅メダルを獲得。黒木と同じく決勝進出者に敗れ、敗者復活戦から文字通り復活し3決へ。ここではカザフスタンのエルボラット・バイバティロフにまずは1P失点し、ポイント的には厳しい展開となったが、残り40秒となったところで、投げで1点を奪い返す。そのままタイムアップとなり、最後にポイントを獲得した荒木が表彰台へ。男子サンビストのメダル奪取は、2008年の現・松本秀彦監督に続き、6年振りの快挙だ。