【UFN56】コビントン、しっかり倒して、しっかり一本
<ウェルター級/5分3R>
コルビー・コビントン(米国)
Def.3R3分26秒by RNC
ヴァグネル・シウバ(ブラジル)
距離を取りながら右フックを打ち込むコビントンが、左ミドルからテイクダウンへ。シウバは苦も無く防御し、左ローを入れる。コビントンもローを返すが、ケージの前での移動が多くなる。中途半端な飛び蹴りのあとにコビントンがテイクダウンに成功し、パスから肩固めを狙う。体を越される時にブリッジという上手い対処を見せたシウバは起き上がると右ミドルへ。コビントンがそこに右を合せて、再び組みついてドライブ。シウバをケージに押し込んでパンチを入れボディロックからテイクダウンに成功したところで、初回が終わった。
2R開始直後にシウバの蹴りに合せて組んでいったコビントンが、ケージ際でテイクダウン。コビントンは上手く腰を切ってシウバの左側に回りバックへ。正面を向いてボディロックから前方にシウバを崩す。シウバはすぐに立ち上がったものの守勢に回った展開が続く。と、コビントンのヒザが急所に当たり試合が中断される。再開後、シウバは右ミドルを入れる。コビントンは左ストレート、シウバはワンツーとプレッシャーを強める。自らオクタゴン中央に移動したコビントンが、組んでケージに押し込みリズムも変える。この状態で2Rが終了となった。
最終回、シウバのヒザ蹴りに合せてテイクダウンを奪ったコビントン。パス狙いにバタフライスイープをシウバが仕掛けるも、態勢は変わらない。パスから足を戻されてもコビントンは細かいパウンドを落していく。コビントンがハーフからエルボーを落とし、バックへ。足のフックの前にRNCクラッチに入り、そこから両足を入れてシウバの背中を伸ばしたコビントンが、しっかりと一本勝ちを決めた。