【UFC178】マクレガー応援団に占拠された計量会場。アルバレス&セラーニは余裕を見せる?!
【写真】計量の時点でスーパーエキサイトしていたダスティン・ポイエーとコナー・マクレガーの両者 (C)MMAPLANET
26日(金・現地時間)、いよいよ明日27日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで開催されるUFC178「Johnson vs Cariaso」の公開計量が、MGMプレミア・ボールルームで行われた。
この日はグランドガーデン・アリーナでケイティ・ペリーのコンサートがあるため、公開計量の舞台は巨大なボールルームとなった。ここをコナー・マクレガーのサポーターが占拠したかのようにアイルランド国旗の花が咲き、応援歌が計量前、計量中も常に会場内を木霊していた。そんな応援団の存在にエキサイトしたのか、マクレガーは対戦相手のダスティン・ポイエーが計量台に乗っている最中も、ステージの前まで出てきてガッツポーズを見せ、ダナ・ホワイトに下がるように制せられる。
と、ポイエーもアイルランド人サポーターを指さし、何やら叫ぶなど、両者はフェイスオフの段階で完全にヒートアップ。懸命にダナ・ホワイトが間に入って両者の前進を踏み留めていた。そんな両者と対照的だったのが、セミで対戦するエディ・アルバレスとドナルド・セラーニだ。非常に冷静にステアダウン。セラーニがアルバレスの肩に手をやると、アルバレスは腰に手を伸ばし余裕を見せるように別れた。直後にアルバレスは、カメラマンに正面を向けるBellator流の公開計量の癖が抜けていないのか、会場に向かったポージングを見せていた。
メインでUFC世界フライ級王座を賭けて対戦する両者はクリス・カリアソが「生涯でベストのコンディション。デメトリウスからタイトル奪う準備は100パーセントできている」と話すと、王者デメトリウス・ジョンソンは「いつも通りタイトルを防衛する。みんな、アフターファイト・パーティに集まってくれ。準備はできているよな!! ホー!!!」と叫び、マクレガー・サポーターに毒気を抜かれたような公開計量が終了した。なお、水垣偉弥、ドミニク・クルーズともに問題なく計量を終えている。
■ UFC178 計量結果
<UFC世界フライ級世界選手権/5分5R>
[王者] デメトリウス・ジョンソン:124.5ポンド(56.47キロ)
[挑戦者] クリス・カリアソ:124.5ポンド(56.47キロ)
<ライト級/5分3R>
ドナルド・セラーニ:155ポンド(70.31キロ)
エディ・アルバレス:155ポンド(70.31キロ)
<フェザー級/5分3R>
ダスティン・ポイエー:145.5ポンド(66.00キロ)
コナー・マクレガー:146ポンド(66.23キロ)
<ミドル級/5分3R>
ティム・ケネディ:185ポンド(83.92キロ)
ヨエル・ロメロ:185ポンド(83.92キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
キャット・ジンガーノ:135ポンド(61.24キロ)
アマンダ・ヌネス:135ポンド(61.24キロ)
<バンタム級/5分3R>
ドミニク・クルーズ:134ポンド(60.78キロ)
水垣偉弥:136ポンド(61.69キロ)
<ライト級/5分3R>
ホルヘ・マスヴィダル:155ポンド(70.31キロ)
ジェイムス・クラウス:155ポンド(70.31キロ)
<ウェルター級/5分3R>
パトリック・コーテ:170.5ポンド(77.34キロ)
スティーブン・トンプソン:170ポンド(77.11キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ジョン・ハワード:170ポンド(77.11キロ)
ブライアン・エバーソール:170.5ポンド(77.34キロ)
<ライト級/5分3R>
ジョン・タック:155ポンド(70.31キロ)
ケビン・リー:155.5ポンド(70.53キロ)
<バンタム級/5分3R>
マニー・ガンバーリャン:135.5ポンド(61.46キロ)
コディ・ギブソン:135.5ポンド(61.46キロ)