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【OFC19】大石幸史に挑戦するのはナラントンガラグ。青木真也はジョー・ウォーレンと合流

Koji Oishi vs Jadamba Narantungalag【写真】ついに大石幸史の対戦相手が決定。ジャダンバ・ナラントンガラグは、エリック・ケリー以上に楽しみな挑戦者だ (C)MMAPLANET

6日(水・現地時間)、29日(金・同)にUAE・ドバイWTCで開催されるOFC19「Reign of Champions」で、OFC世界フェザー級チャンピオン大石幸史に、ジャダンバ・ナラントンガラグが挑戦することが発表された。

青木真也がOFC世界ライト級王座の初防衛戦をカマル・シャロルス相手に戦い、OFC世界ウェルター級チャンピオン鈴木信達は、前Bellator世界ウェルター級王者ベン・アスクレンの挑戦を受けることが既に決まっている同大会。ついに大石への挑戦者が決定した。一度は7月11日のタイペイ大会でロブ・リシタを破ったエリック・ケリーが王座挑戦権を手にしたものの、その試合で鼻をかなり負傷しており、結局のところ出場はならなかった。もともとOFCサイドとしては、今大会でナラントンガラグに挑戦権を与える予定であったが、彼が8月に戦うことに対し、積極的でなかったがゆえにタイペイ大会で挑戦者決定戦が組まれたという話も伝わっており、挑戦権は収まるべきファイターの手に収まったというべきか。

また同大会に向け、シンガポールで調整中の青木はジョー・ウォーレンと合流したことをツイッターでも呟いているが、「グレコMMAを教わっています。彼のグレコに特化した考え方は凄くて、ケージレスリング、四つ組と知らないことが多く、流行のスタイリッシュなMMAではないですが、重要なことを教わっています」と、元グレコの世界王者から学ぶべきことの多さを実感している模様だ。その青木、シャロルスに関しては「パンチを振り回す印象が強い」と語っている。

同大会は4大タイトル戦として、初代ミドル級王座決定戦も組まれる意向だったものの、レアンドロ・アタイジの目ぼしい対戦相手が見つからなかったようで、世界戦は3試合となった。いずれにせよ、青木、鈴木、大石と日本人世界王者3人が揃い踏みし、挑戦者はいずれも日米MMA界のメジャー経験者。ビクター・クイCEOの「3つの歴史的なタイトル戦、ファンは歴史の目撃者となり、大興奮状態に陥るだろう」という言葉通り、OFC史上最大のイベントとなることは間違いない。

■ ONE FC19 対戦カード

<OFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
青木真也(日本)
カマル・シャロルス(イラン)

<OFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
鈴木信達(日本)
ベン・アスクレン(米国)

<OFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
大石幸史(日本)
ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
ロジャー・フエルタ(米国)
クリスチャン・ホリー(英国)

<フェザー級/5分3R>
エウベウ・バーンズ(ブラジル)
田中半蔵(日本)

<フライ級/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
アリ・ヤコブ(マレーシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジェイムス・マックスウィーニー(英国)
クリスチアーノ上西(ブラジル)

<キャッチウェイト/5分3R>
ヴォーン・ドネール(フィリピン)
モハメド・ワリッド(UAE)

<女子フライ級/5分3R>
アン・オスマン(マレーシア)
アナ・フラトン(米国)

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