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Overlooked【Black Cup Final4#01】モンゴルが大激闘の末、4勝3敗。最終試合で韓国Ωを下し決勝へ

【写真】フェザー級のソドノムドルジ・プレブドルジ。バンタム級のバトイテゲルト・シジルバートル。日本勢が決勝進出を果たした場合、TOMAとルキヤにとって脅威となろう猛者だ(C)LEE GYO DUK

スケジュールの都合により速報できなかった試合をお伝えする──帳尻合わせ試合レポート。

今回は26日(日・現地時間)に韓国はソウルのチャムシル学生体育館で開催されたBlack Cup Final4 KoreaΩvs Mongoliaから、そのBlack Cup準決勝戦の模様をお伝えしたい。

<ウェルター級/5分3R>
ジン・テホ(韓国)
Def.1R1分15秒by 三角絞め
ブレンゾリグ・バットムンク(モンゴル)

元Double GFCウェルター級王者で、ONEで1勝2敗。Black Combatでも1勝2敗のジン・テホが、韓国在住のモンゴリアン・ストライカー=ブレンゾリグ・バットムンクと第1試合で対戦。両手を使ったタッチグローブ直後に、サッカーパンチならぬサッカーダブルレッグを仕掛けたジン・テホだが、ここはテイクダウンを奪えず。

2度目の組みの展開でも首相撲からヒザを放ち、離れたジン・テホはバットムンクのワンツーに引き込むように下になる。すぐに三角絞めをセットしたジン・テホが75秒で一本勝ちし、韓国が先勝した。バットムンクはタップしてから、腹を殴りストップに不満気味の表情を見せていたが――完全にタップしていた。

<フライ級/5分3R>
ガントゥルム・バヤンドゥーレン(モンゴル)
Def.3-0:30-25.30-26.30-26
ユン・ホユン(韓国)

ONEサブミッショングラップリングでマイキー・ムスメシの足関にタップこそしなかったが、完全にヒザを壊して長期欠場に追い込まれた過去を持つガントゥルム・バヤンドゥーレン。モンゴル国内ではコンバットサンボやガルダントラン(徒手格闘技)などアマ競技でも実績を残している。

ZSTに来日経験があるユン・ホユンに対し、組み主体のファイトでケージに押し込む展開が多かったバヤンドゥーレンは、ボディロック&片足を大きく相手の股の下で上げるモンゴル相撲流の投げ。ユン・ホユンのテイクダウンを切り返しトップ奪取すると、ヴァンフルーチョーク、トップから強烈なエルボーを落とすなど終始攻勢に。2Rに右目尻をカットし流血に追い込まれたユン・ホユンは、3Rもダブルレッグからリフトアップされテイクダウンを許す。そのままバヤンドゥーレンがトップコントロールし、大差の判定勝ちでタイに持ち込んだ。

<フェザー級/5分3R>
ソドノムドルジ・プレブドルジ(モンゴル)
Def.1R1分22秒 by TKO
ソン・ユチャン(韓国)

今はなき東京でのGladiator Challenger Series、福岡のBloom FCに来日経験のあるソドノムドルジ・プレブドルジが、前Black Combatフェザー級王者ソン・ユチャンと対戦。左リードフックを当て、右ストレートを打ち込んだソドノムドルジはワンツーを入れ、左フックでダウンを奪う。

立ち上がったソン・ユチャンだが、引き続き左フック、右オーバーハンドとソドノムドルジの猛攻に晒され、最後は左フックで倒されパウンドを受けてTKO負け。

圧倒的な強さを見せたソドノムドルジが、モンゴルが2つ目の勝利をもたらした。

<ライト級/5分3R>
パク・オジン(韓国)
Def.3-0:30-25.30-26.30-27
ガントゥムル・エルヘムトゥル(モンゴル)

蹴り足を掴まれテイクダウンを許しても、すぐにワキを潜ってバックを取るなど、下にならないパク・オジン。

強引なリバーストライアングルのエルヘムトゥルに、なぜかレフェリーがキャッチを宣言する

2Rになってもテイクダウンからボトムを強いられ、バックを許す厳しい展開に。

決まったように見えたRNCを耐えきったエルヘムトゥルだが、3RもTDからマウント、バックを許しパク・オジンが3-0で勝利し韓国が2-2のイーブンとした。

<ヘビー級/5分3R>
エンフジン・ウネンフー(モンゴル)
Def.2R1分00秒by KO
ジョン・セユン(韓国)

続いて組まれたヘビー級の一戦は、Black Cupでプロデビューを迎えたエンフジン・ウネンフーが、ジョン・セユンを開始直後に打撃で圧倒する。ジョン・セユンもパンチを打ち返す場面もあったが、間合いを測るファイトに転じたウネンフーが初回をリード。右目が完全に塞がったジョン・セユンは、右クロスでダウンを喫しサッカーボールキックで敗れた。

<ミドル級/5分3R>
パク・ジョンミン(韓国)
Def.1R3分16秒by RNC
ガントルガ・ガルサンドルジ(モンゴル)

戦績8勝2敗、Black Combatミドル級3位と韓国Ωチームのエース格と言っても過言でないパク・ジョンミン。対するガントルガ・ガルサンドルジのレコードは0勝1敗だ。ここ手堅く星を五分としたかった韓国勢だ。しかしクリンチの攻防でバックを許したパク・ジョンミンは、ヘンゾ・フックでグラウンドに持ち込まれる。一度は切り返してバックを取りかけたパク・ジョンミンだが、前方に落とされ再びバックを許す。

強引なテイクダウン狙いを切り返されたガントルガは下になり、シングルレッグをがぶられると試合はスタンドへ。右フックから左のカウンターでダウンを奪ったパク・ジョンミンはパンチでラッシュを掛け、バックに回ってテイクダウン。後方からパンチを入れると、ガントルガが前転してヒザ十字へ。殴って足を抜き、バックを制したパク・ジョンミンがRNCでタップを奪い、Black Cup準決勝は3-3のイーブンで最終試合を迎えることとなった。

<63キロ契約/5分3R>
バトイテゲルト・シジルバートル(モンゴル)
Def.3R2分11秒by TKO
キム・ドンギュ(韓国)

パク・ソンジュンが負傷欠場で、63キロ契約でキム・ドンギュが代替出場。バンタム級から63キロ契約となった一戦は、キャリア10勝7敗、2連敗中のキム・ドンギュが4勝1敗のレコードを持つバトイテゲルト・シジルバートルに右を当てて、シングルレッグでテイクダウンし先手を取る。

スクランブルでバック狙いも、前方に落とされたキム・ドンギュは、バトイテゲルトのワンツーを被弾する。ダブルレッグを切ったバトイテゲルトがサウスポーから鋭い左ストレート、右エルボーを打ち込む。キム・ドンギュも左レバーショットを入れるが、ジャブ&左ストレートを当て、接近戦でもフックを繰り出すバトイテゲルトが優勢に試合を進めた。

2R、打撃戦のなかでテイクダウンを狙うキム・ドンギュだが、バトイテゲルトが切って初回同様に打撃戦に。するとバトイテゲルトにアイポークがあり、試合が中断。再開後も左ストレート、右オーバーハンドを入れたバトイテゲルトは、キム・ドンギュのスピニングバックフィストに右を合わせ、エルボーを打ち込む。思い切りフックを入れ、強烈なヒザ蹴りをボディに入れてダウンを奪ったバトイテゲルトの鉄槌に、キム・ドンギュが腕十字を仕掛ける。

腕を抜いて担ぎパス狙いのバトイテゲルトに対し、キム・ドンギュは足を戻す。ヒジを入れてスタンドに戻ったバトイテゲルトは、右アッパーを被弾。直後に右フック、左ミドル、ヒジ打ちからニーを突き上げる。組んだキム・ドンギュは、ボディロックテイクダウンからバックに回る。大キム・ドンギュ・チャントを背に受けるが、一旦ポジションキープに出る。RNC狙いは対応するバトイテゲルトも息を整えるように動きを止め、2Rが終わった。

最終回、この試合の行方だけでなく、チーム戦の敗北が決まる5分間。ジャブにジャブを返すキム・ドンギュだが、右フック&左ストレート、さらにボディショットとバトイテゲルトに攻め立てられる。

懸命に前に出るキム・ドンギュに、バトイテゲルトの左ストレートが連続で当たる。ダブルレッグを切られたキム・ドンギュの動きが鈍くなる。容赦なく左ストレートを打ち込むバトイテゲルトが、ふらつくキム・ドンギュは右フックを被弾して頭が下がる。即座にバトイテゲルトは左ヒザを突き上げ、ダウンを奪うと動きを止めたキム・ドンギュに鉄槌を連打し、チーム・モンゴルが決勝進出を決めるTKO勝ちを手にした。

結果、チーム・モンゴルは日本×米国の勝者と戦うことも決まった。


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