【Black Combat BnD Black Cup SF#02】vs米国トーレス戦へ、再起に挑む山崎蒼空「勝つのは当たり前」
【写真】インタビューから3日後、山崎は57.2キロで計量をパス。対戦相手のアイザイア・トーレスは57.0キロだった(C)MMAPLANET
本日29日(土・現地時間)、韓国はプチョンのプチョン体育館で開催されるBlack Combat BnD Black Cup SF#02「Japan vs USA」。3部構成からなるロングラン大会の第二部で国別対抗戦の準決勝は実施され、フライ級で山崎蒼空がアイザイア・トーレスと対戦する。
Text by Manabu Takashima
3月のトーナメント1回戦=チーム・ブラジルのチアゴ・シャビエル戦は計量失敗で、試合では圧倒しながらも計量オーバーのペネルティポイントで黒星を喫した山崎。ドクターチェック時から血小板の数値に異常が見られ、ドクターストップになるかという状況で、体重が落とせず数値が戻ったということで試合を戦った。
その後の体の回復具合と減量問題は解決したのか。試合の4日前に既に韓国入りしていた山崎に話を訊いた。
これまで水抜きが5キロだった
――Black Cup準決勝を4日後に控えた山崎選手です(※取材は25日に行われた)。今回はいつ頃から韓国に入っているのでしょうか。
「先週の木曜日(20日)です。山本選手や佐藤選手はその1日前から入っていたと思います」
――Black Combat特有の長期滞在ですね。
「そうですね。撮影、ドーピング検査とか色々やっています」
――小僧は暴れていないですか(笑)。
「小僧は、だいぶ落ち着いています(笑)」
――押忍。前回、血小板の数値も低く、計量を失敗した山崎選手ですが、帰国して症状は治まったのでしょうか。
「日本に戻って、食事とかしっかり摂れるようになってから検査に行きました。そうしたら普通の人の数値が160ぐらいなのが、自分の場合は120ぐらいしかなくて」
――医学に明るくないのですが、その数値でいうと山崎選手は健康体としてギリギリということになるのでしょうか。それとも治療が必要ということなのですか。
「いえ、最低ラインだから薬を使って治すほどではないということでした。ただ、厳しい減量をすると、その数値が一気に下がってしまうと。それが80とか90という計量前に出た数値で。そこまでだと薬を使って治療する必要があると」
――つまりは試合の前々日に、その状態だったということですね……。
「だから極端な減量をしないことなのかと。3月の試合後は運動ができなかったので少し大きくなってしまったのですが、3カ月以上かけて調整をしてきました。前回のように汗が出なかったらどうしようという不安はありますが、そこも想定して創ってきて、水抜きの幅も小さくしています。
これまで水抜きが5キロだったのが、今回はもう3キロもないぐらいで。あと2日あるので水抜きまで、1キロ近くは落とせると思います。これからは、普段の体重ももっと抑えようと思います」
――そうなると筋量も少なくなり、リカバリーも決して多くないという反作用も起きますね。ホントに階級の間の体重差が大きいことで、現状の階級にハマる選手とそうでない選手が存在しています。
「そこは……本当にそう思います(苦笑)。体を大きくしてバンタム級で戦うことも考えました。そうじゃないと、もう選手を続けるのは無理だって。でも、自分の場合は、戻してもバンタム級としては小さいと思うんですよ。
バンタム級にすると小さい。でもフライ級に落とすと減量が厳しいというのが現状です。だから今回の試合のパフォーマンスから判断して、動けて結果を残すことができれば、今の減量の仕方でフライ級で戦っていくことになるかと思います」
軽い階級の選手は試合を落としてはいけないと思います
――では対戦相手アイザイア・トーレスの印象を教えてください。
「前回のBlack Combatの試合や、他にも何試合がチェックしましたけど、打撃主体の選手ですね。組み技はそれほどでもなく、スピードもない。かといって爆発力があって、パンチ力が凄いというほどでもない……。強敵とは、全く思っていないです」
――A1 CombatやLFA、Fury FCでキャリアを積んだファイターで、A1ではベルトにも挑戦していますが……。いうと北米のフィーダーショーでキャリアを積んできた選手と、韓国で戦えることになります。
「あぁ試合映像だけ見ると、そういうイメージを持っていなかったです。ただの外国人選手だなって(笑)。寝技が全然できない。そのイメージしかないです。この相手に負けているようだと、先はない。普通に勝たないといけない試合だと思います。
ただアジア系でなく、こないだのブラジル人や今回のように米国人と戦えることは良い経験になるとは思います。同時にモンゴルが決勝進出を決めていて、モンゴルチームのフライ級の選手(ガントゥルム・バヤンドゥーレン)は強いと思います」
――そのバヤンドゥーレンと戦うにはチームが勝たないといけない。チームとして、勝算はどのように立てていますか。
「僕も含めてですが、軽い階級の選手は試合を落としてはいけないと思います。あとライト級で、山本選手に取って欲しいですね」
――Black Cupが終了しても、契約期間は続きます。山崎蒼空個人として、今度Black Combatでどのようなキャリアを積んでいきたいと考えていますか。
「チャンピオンのウ・ソンフンは、それこそ若松佑弥選手に勝っている選手だし、ランキングの上位にいるブラジルのガブリエル・ホドリゲス、あとは決勝で戦うかもしれないモンゴルの選手も強いです。そういう強い外国人選手と戦っていきたいです」
――そのためにもチーム戦ですが、レコードを傷つけることは許されない一戦に向けて意気込みのほどをお願いします。
「これから先のことを考えると、絶対に落とすことができない試合です。勝つのは当たり前で、それ以上のパフォーマンスを見せられるように――あと、4日ほど研ぎ澄ましていきたいです」
■視聴方法(予定)
8月29日(土)
Part.3 午後7時~Black Combat YouTubeメンバーシップ
Part.2 午後3時~Black Combat YouTubeメンバーシップ
Part.1 午後1時~Black Combat YouTubeメンバーシップ
■ 対戦カード
【Part.3】
<フェザー級/5分3R>
ルカス・ベント(ブラジル)
キム・ミンウ(韓国)
<フェザー級/5分3R>
イスマイル・ケレメトフ(ロシア)
ジ・ヒョクミン(韓国)
<フェザー級/5分3R>
フィリッピ・ペレイラ(ブラジル)
バン・ジェヒョク(韓国)
<ライト級/5分3R>
パク・オジン(韓国)
イ・ソンハ(韓国)
<バンタム級/5分3R>
竹中大地(日本)
イ・ジンセ(韓国)
【Part.2】
<ヘビー級/5分3R>
大番高明(日本)
オシェイ・ジョーダン(米国)
<ミドル級/5分3R>
佐藤龍汰朗(日本)
ダイラン・オサリヴァン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
田中有(日本)
マイルズ・ハンシンガー(米国)
<ライト級/5分3R>
山本琢也(日本)
チュカ・ウィルス(米国)
<フェザー級/5分3R>
TOMA(日本)
ダニエル・マクルヘイニー(米国)
<バンタム級/5分3R>
ルキヤ(日本)
レイク・ジー(米国)
<フライ級/5分3R>
山崎蒼空(日本)
アイザイア・トーレス(米国)
【Part.01】
<ウェルター級/5分3R>
オ・イルハク(韓国)
パトリッキ・ケルヴィン(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
チャ・ジョンファン(韓国)
カムザット・チャパノフ(ロシア)
<バンタム級/5分3R>
アイジミール・カスベコフ(ロシア)
ジョン・ギョンヨル(韓国)
<バンタム級/5分3R>
ルスラン・アムエフ(キルギス)
マルセロ・グアリリャ(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
キム・ジョンギュン(韓国)
ジョン・ヨンジェ(ブラジル)




















