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【SUPER RIZIN05】AJとWタイトル戦、ラジャブアリ・シェイドゥラエフ「本音を言えば、普通のレベルだ」

【写真】RIZINで凄まじい勝ちっぷりを披露し続けているシェイドゥラエフ。Wタイトル戦に対して絶対的な自信を見せる(C)MMAPLANET

9月10日(木)に大阪市西区の京セラドーム大阪で開催される超RIZIN05。RIZIN初の大阪でのドーム大会で、ラジャブアリ・シェイドゥラエフは自らが保有するRIZINフェザー級王座防衛戦と、初代PFL世界フェザー王座決定戦という2つのタイトルが懸かった選手権試合をAJ・マッキーと戦う。
Text by Manabu Takashima

RIZINフェザー級で無双状態、適正なチャレンジャーすらなかなか擁立できない。そんななかで世界#02 MMAプロモーションと、スーパートップ・プロスペクトと戦うことになったシェイドゥラエフ。一定の尊敬心を持ちつつも、「本音を言えば、普通のレベルだ」と言い切った。


RIZINを世界中に広め、RIZINの名前を上げるために全力で努力する

――日曜日の午前中に取材を受けていただき、ありがとうございます。

「アリガトゴザイマス。そうだね、今日は休みで散歩をしたり、睡眠をとったりしているんだ。オン・オフは本当に大切で。今回も重要な試合だからスケジュールを守り、徹底的に練習をしている。だからリラックスできる時は、心の底からリラックスするようにしている」

――そんな時に取材をスミマセン。30分程度、お時間をください。

「本当に30分間だよ(笑)」

――押忍(笑)。7月18日にジムの仲間のイリスベク・ティレノフ選手が太田忍選手に勝利し、ラジャブアリも相当に喜んでいました。ただし、その2日後には東京でAJ・マッキーとのWタイトルに向けての記者会見がありました。もう会見から、一挙に気持ちが引き締まったような感じだったのでしょうか。

(C)RIZIN FF

「AJ・マッキー戦のオファーは、キルギスを出る少し前にあったんだ。正式に決まったのは、日本に着いてからだった。いずれにせよ、イリスベクの勝利は本当に嬉しかった。そして祝勝モードの勢い、そのままに2日後の記者会見に向かうことができた」

――正直、RIZINのなかではラジャブアリの相手探しは大変になってきていたと思います。そのなかでPFLフェザー級1位のAJ戦のオファーが来た時、どのような気持ちでしたか。

「いつもプレスカンファレンスの時にも言っているように、自分よりも強い相手と試合をしないといけないと思っている。だから今回AJ・マッキーとの試合を打診された時は、本当に嬉しかった。AJ・マッキーのように強い選手と戦えることは、最高だよ。かなり喜んだというのが、本当のところだよ」

――RIZINのタイトルを守るだけでなく、PFLのベルトが懸けられた試合になったことはどのように捉えていたのでしょうか。

「RIZINで戦うようになり2年が過ぎ、ずっと勝ち続けることができている。RIZINのチャンピオン、トップになった。だから今回の試合はRIZINの旗を高く掲げ、RIZINの看板を背負って戦うことになる。凄く光栄だよ。RIZINを世界中に広め、RIZINの名前を上げるために全力で努力するつもりだ。それが日本のファンの皆の期待に応えるということだし、試合までも、試合中も最善を尽くすつもりだ」

体格差? ビクター・コレスニック戦でも、同じようなことを言われていたけど、結果はどうだった?

――ラジャブアリがオファーの段階で、嬉しく思ったAJはどのようなMMAファイターだと捉えていますか。

「25勝2敗という戦績を見ても分かるように、経験豊富でタフな相手だよ。打撃、寝技、MMAに必要な技術がそうじて高レベルにある。総合的に優れている。過去最強の相手だろう。そういうAJ・マッキーに対応するために、今もしっかりと研究しているよ」

――ウェルラウンディット・ファイターのAJ、なかでも気を付けたいのはどの部分でしょうか。

「このインタビューは、試合前に読まれるのかい?」

――ハイ、そうですね。試合前にアップするインタビューです。

「そうか……まぁ、AJ・マッキーの試合を見たことがある人なら分かるように、全体的に優れている。だから、絶対に軽視することはない。油断せず、シリアスに向き合うだけだよ」

――自らが戦ううえで、過去のラジャブアリの試合で参考になったファイトはありますか。

「う~ん……全ての試合をチェックしたけど、本音を言えば印象に残る試合はなかった。普通のレベルだ。『凄い』という感想を持つような試合はなかった。ポール・ヒューズに負けた試合なんかレスリングも打撃も十分じゃなかったしね。印象という印象は、それぐらいだ」

――!! なんと、本音を言えばそういうことなのですか。では今回のWタイトル戦は、ユニファイド・ルールでなくRIZINルールで実施されることになりました。この点について、どのように思っていますか。

「ここ7試合はRIZINで戦ってきて、十分に慣れている。RIZINルールで戦うことは大きい。凄く戦いやすいからね」

――とはいえラジャブアリは過去の試合でサッカーボールキックやグラウンドでのヒザ蹴りというRIZINルール特有の技でなく、もっぱらパウンドでTKO勝ちしてきました。

「基本、サッカーボールキックを使おうとは余り思っていない。試合といえども、対戦相手に重大なダメージを与える攻撃を使わずに勝つよう心掛けている。いえば、サッカーボールキックを使わず、他の技術で勝ちたい。だから、意識してサッカーボールキックは使っていない」

――ラジャブアリは、相手にスクランブルを許さないです。しっかりとコントロールして、そこからのパウンドの破壊力も半端ない。だから、サッカーボールキックや踏み付け、グラウンドでのヒザ蹴りを使うまでもなかったようにも見えます。

「あまり使いたいとは思っていないけど、ルールで許された攻撃だから、試合でそれらの攻撃を使う局面になれば、使わざるを得ない。その瞬間が来た時、対応するよ。だから事前に蹴る、蹴らないということは何も言えない」

――ではライト級でも戦えるAJとの体格差をどのように考えていますか。

(C)RIZIN FF

「そういうことは一切、気にしない。逆に自分のアドバンテージだとすら思っている。これまでも、いくらでも背の高い選手と戦ってきているわけだし。慣れているし、その身長差で戦いやすくなる。背が高い、リーチがある。足が長い。ビクター・コレスニック戦でも、同じようなことを言われていたけど、結果はどうだった? 皆知っているはずだ。だから身長差とか体格差を心配することは一切ないよ。自分のやるべきことは、完璧なパフォーマンスを見せること。フィジカル差を指摘されるたびに、こっちのアドバンテージだと思っているぐらいだ」

自分が最強の男だと証明したい。最高のパフォーマンスで、最高の試合になるように全力で戦うよ

――押忍。PFLは2027年からMVP MMAとして活動をしていくことが明らかとなっています。MVP MMAという場で、米国進出を果たすことも頭の中で描いていますか。

「MVPっていうのは、あのボクシングをやっていた人間の会社だよね」

――ハイ。ジェイク・ポールですね。

「PFLとMVPのことは、世の中に出ていることしか知らない。それ以上のことは知らないし、何も考えていない。今は9月10日の試合に集中していて、余計なことは考えていない。余分な計画も立てていない。自分の気持ちを整理して、AJ・マッキー戦のことをだけを考えているよ」

――RIZIN史上、東京ドームと京セラドームでRIZINのタイトル戦を戦う初めてのファイターとなります。そんなAJ・マッキー戦に向けて、意気込みを最後にお願いできますか。

AJに対して、何かキルギス特有のジョークを口にした際に笑顔になったラジャブアリ。だが訳して分からないだろうということで、どういう笑いかは謎のままだ(C)MMAPLANET

「2つのベースボール・スタジアムでタイトル戦を戦うということに関しては、本当に光栄に思っている。その事実が自分の力の基、モチベーションになるんだ。自分は山奥の小さな村で生まれ育った。それから日本という国で、これだけ応援をしてもらえる人間になれた。その日本で5万人も入るアリーナで戦うことは夢のようだ。凄く力がわいてくる。

AJ・マッキーとの試合で、自分が最強の男だと証明したい。RIZINファンの皆、日本のファンの皆の期待に応えるように、最高のパフォーマンスで、最高の試合になるように全力で戦うよ。

それと大阪は東京と違う独特の文化があると聞いているから、時間の許す限り大阪を楽しみたい。大阪でもファンの皆と会えることを楽しみにしている」

■視聴方法(予定)
9月10日(木)
午後3時~ ABEMA、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

■SUPER RIZIN05対戦カード

<RIZIN&PFLフェザー級選手権試合/5分3R>
[RIZIN王者]ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)
AJ・マッキーJr(米国)

<ライト級/5分3R>
朝倉未来(日本)
青木真也(日本)

<ライト級/5分3R>
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)
野村駿太(日本)

<フェザー級/5分3R>
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)
平本蓮(日本)

<フェザー級/5分3R>
斎藤裕(日本)
YA-MAN(日本)

<フェザー級/5分3R>
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)
高木凌(日本)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
RENA(日本)
ナターシャ・クジュティナ(ロシア)

<59キロ契約/5分3R>
冨澤大智(日本)
ドンマイ川端(日本)

<キック71キロ契約/3分3R>
ブラックパンサー・ベイノア(米国)
宇佐美秀メイソン(日本)

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